以下はこの記事の翻訳です。
http://nuggetbridge.com/reports/swagger-god-aaron-zhengs-2013-3rd-place-vgc-world-report/

Swagger is NOT GOD
WCS2013世界大会3位となったAaron Zhengのレポート

皆さん、こんにちは。私はAaron Zheng、ネット上ではCybertronというHNで知られています。御存知かもしれませんが、ニューヨーク市に住む15才の学生です。対戦ゲームとしてのポケモンが大好きで、エメラルドが発売された2005年にポケモンを始め、2008年からは大会に出るようになりました。それ以来本当に強くなり、二回地方大会と代表決定戦で優勝し、五回世界大会に出ました。先月カナダバンクーバーで行われたWCS2013では3位となったのですが、このカテゴリーでは最高位のアメリカ人でした。
下記は世界大会で使用したPTの解説と対戦レポートです。楽しんでもらえるとうれしいです。元々はこのPTを多少変更したもので秋の地方大会に出てからこの記事を投稿しようと考えていましたが、既にWCS2014世界大会への出場権を獲得しているので(注:公式サイトにあるが、今年度から世界大会各カテゴリー4人まで次年度の世界大会への出場権が得られることになった)、少し早く公開することになりました。

・経緯
世界チャンピオンになれず終えた2012年のシニアの部からマスターの部へ移り、さらにより結果を出そうと決心しました。シニアの部では素晴らしい成績をあげました。三回出場した地方大会では1,2,3位を取り、二回代表決定戦で優勝し、2012年の世界大会では8位となりました。しかしながら、本格的にポケモン対戦を初めて以来、世界大会で優勝することはずっと目標であり、優勝できずシニアを終えるのは心残りでした。アメリカで最も大きな大会のひとつであるPhiladelphia Regionals(2012年秋に開催)で2位になって初めてどれほど本気でこのゲームに向き合っているのか実感しました。

2012年には世界大会に出るにはアメリカの代表決定戦で各カテゴリー4位以内に入るか、LCQ(ラスチャレ)で勝ち抜くしかありませんでしたが、2013年にはChampion Pointsというものに基づいた招待が告知されました。出場権を得るにはこのポイントでアメリカ12位以内に入っていなければいけませんが、初めてのマスターの部の世界大会への出場権を得ようと決心していました。Philadelphia(注:前述の大会で特に獲得CPが多いと思われる)で素晴らしい成績を収めていたので、すでに他の誰よりも大きなリードを獲得していました。

次の大会は1月中旬のVirginiaのものでした。この大会はRay Rizzo(Ray)さん、Wolfe Glick(Wolfey)さん、Matt Coyle(OneEyedWonderWeasel)さん、Trista Medineさん、Ben Rothman(Ben7000)さんといった有力選手が出場しているもので、最も大変な戦いであり、結果を出せる望みは薄いと思っていました。本当にハードなスケジュールと残念なプレイングで、この大会での最終成績は5-3で28位という結果でした。参加した8つの地方大会の内、7つで4位以上の成績でした。この28位という結果でChampion Pointは20しか入らず、累積のポイントで全米6位から17位に後退しました。以前のリードはなくなり、アメリカ東海岸のプレイヤーで私のポイントを抜いていくプレイヤーも何人かいました。

世界大会への出場権を得るためには最後の地方大会で良い成績を収めなければならないと真剣に思いました。有名な私のPTである、カポエラー/化身ボルトロス/ガブリアス/バンギラス/ハッサム/クレセリアをこれまで使ってきましたが、勝利のために新しいPTを考案しなければいけないと思いました。4月は過ぎていき、Massachusettsの地方大会の時期になりました。ここでは韓国のSejun Parkさんが韓国代表決定戦で優勝した際に使用した、レパルダス/ハッサム/化身ボルトロス/クレセリア/テラキオン/キノガッサに少し手を加えたものを使用し、一度も負けることなく優勝して多くのChampion Pointを獲得しました。

3つの地方大会とWiFi大会を終え、私のChampion Point累計は全米3位でした。残された大会はアメリカ代表決定戦です。ここでそこそこの成績を収めれば、世界大会出場は確実なものになるだろうと思いました。しかし、北米の全ての優秀な選手が参加する代表決定戦レベルの舞台でどれだけの結果が出せるのかを試したかったので、とても真剣に考えました。2-2スタートという失望の後、5戦連続で勝利しベスト32まで進み、ベスト16の対戦でDemitri Camperos(Demitri)さんと当たり、第3ゲームでとても心痛む試合をし、(4ターンで3回急所に当てられた)負けましたが、目標であった世界大会招待には十分なChampion Pointを獲得しました。

そしてもちろん、弟であるBrendan "Babbytron" Zhengについてこの話の中で言及しなければなりません。彼は今年の地方大会において圧倒的な強さであり、二つの地方大会で優勝し、三つ目で2位の成績で世界大会出場権を早期に獲得していましたが代表決定戦ではそこまでいい成績ではありませんでした。私達兄弟のどちらも世界大会への無料招待を獲得していないのは、この四年で今回が初めてですが、地方大会からの残りのお金が2,000ドルあり、これは世界大会の旅費を捻出するには十分な額でした。(注:世界大会出場権の内、代表決定戦を勝ち抜いたものでは旅費が支給されるが、Champion Pointによる出場ではこれがないと思われる。また、前年度世界大会上位二名は出場権、旅費が与えられる。今回マスターの部ではRay氏とWolfe氏。なお、2014年大会からは前年度上位4名まで招待されるが、旅費を支給されるのは上位2名だけのようである)

代表決定戦の後、出場権を得るのに苦労した世界大会へ照準を合わせ始めました。嘘をつくつもりはないですが、今年の目標は当初ただ世界大会へ出場することだったのです。しかし、誰が世界大会で良い成績を収めるかを予想した記事で(注:Nuggetbridgeの過去記事で参照できる)私を評価してくれた方が多かったことでモチベーションが上がりました。今年は調子が良く、世界大会で自分の価値を示せると信じていました。私とBrendanは代表決定戦が終わってすぐ、世界大会への準備に真剣に取り組み始めました。

パーティーが完成するまでの過程

代表決定戦が終わってすぐ、世界大会のPTにはローブシンを採用しようと考えたのが原点でした。代表決定戦で使用していたカポエラーをローブシンに変え、攻撃的なクレセリアをより一般的な耐久振りでトリックルームを使用するものに変え、ハッサム、耐久振りの化身ボルトロス、霊獣ランドロス、バンギラスはこのままでした。この四匹は本当に使い慣れたものです。このPTは元々のものに非常に似ているように見えますが、いつもトリックルーム展開をし、速い展開(素早さの点で)に頼らない点で完全に異なっています。これでテストしたところ、上手く機能しましたが、大きな問題がふたつありました。

1.
今年の対戦の多くで、ハッサムはMVP級の活躍でしたが、ローブシンやヒードラン、威嚇ポケモンの増加でハッサムは使いにくくなっていました。剣の舞を積んだ状態のA2段階上昇の鋼のジュエルバレットパンチを耐えるように調整したポケモンが多いであろう世界大会のメタゲームにおいては(あくまで私見ですが)ハッサムはあまり機能しないだろうと考えました。ハッサムを非常に気に入っていますが、別れを告げる時だと決心しました。

2.
耐久振りボルトロスは電磁波と威張るのサポートが驚異的ですが、主にトリックルーム下で戦うことを想定したこのPTにはあまり相性が良くないと考えました。トリックルーム下での高火力ポケモンであるローブシン、ヒードラン、バンギラスを3つではなくとも少なくとも2体入れたいと考えましたが、それはトリックルームを張るためにクレセリアが必要ということです。ボルトロスの採用を見送りながら、世界大会でこの型のボルトロスに敗れたことは皮肉ですが、(注:日本の小菅選手の化身ボルトロスに屈して3位となる)この決断には全く後悔していません。


これらふたつの問題を解決するため、ハッサムと化身ボルトロスを解雇しました。ハッサムを噴火ヒードランに取り換える。ハッサムとヒードランは全く仕事の異なるポケモンですが、ヒードランは鋼タイプ(という耐性)とハッサムより高い耐久があります。このアイデアは私より早く噴火ヒードランを試していたBrendanからもらいました。噴火ヒードランは下準備(注:ハッサムの剣の舞のような)なしで高い火力を出せます。Wolfe Glickが2012年の世界大会のPTでヒードランを使用しており、このPTは使いこなせなくてやめましたが、ヒードランの扱いには慣れていました。

世界大会構築に段々近付いていますが、化身ボルトロスは思ったように機能しません。Mohsyn Bharmal(bcaralarm)さんという調整相手が幸運にもおり、最初に練習試合した際にはお互いのPTが非常に似ていました。(ローブシンの制圧力に焦点を当てたもの)努力値振りが僅かに異なっており、化身ボルトロスの枠が水ロトム、ヒードランの枠がウルガモスという違いはありましたが、プレイスタイルは似通っていました。対戦を重ね、彼が水ロトムによっていかにアドバンテージを得ているか、を実感しました。光の壁と鬼火という補助技、そして水ロトムを一撃で倒せる技がないことで多くの仕事をされました。しかし彼のPTにはウルガモスが合っていないと思い、お互いにアイデアを交換し、彼はヒードランを採用し、私は水ロトムを採用することで理想的なPTが出来上がりました。

The Team

・クレセリア@カゴの実 in ヒールボール
特性:浮遊
努力値:H220 B36 C156 D96
性格:生意気
個体値:31-0-31-31-31-0
技:冷凍ビーム/サイコショック/眠る/トリックルーム

クレセリアはこのPTにおける接着剤のような役割です。彼女なしではこのPTの残りのポケモンが機能しません。生意気でS個体値0はトリックルーム使用のためで、A個体値0は混乱自傷ダメージを減らすためです。(皮肉ではありますが)Hの努力値220はHP実数値を223にし、砂嵐のダメージを減らすため、Cの努力値1561はH4振り霊獣ランドロスを一撃で倒すためのもの。残りの努力値は耐久、特に特殊防御の方に回しました。冷凍ビーム、サイコショック、トリックルームという技構成は自明のものです。クレセリアの持ち物としてはオボンの実が一般的ですが、PTを試している時に問題となったモロバレルやキノガッサを対処するため、また回復手段としての眠るを使うために、カゴの実としました。しばしば火傷や砂嵐のスリップダメージによって相手をじわじわ削る展開をよく使ったため、眠るは勝ち筋を増やしてくれました。オボンの実ではなくカゴの実を使用したことで、ドラゴンジュエル流星群や悪の波動のような強力な技を集中されると倒されやすいため、慎重な立ち回りを心がけました。

・水ロトム@オボンの実 in ダイブボール
特性:浮遊
努力値:H252 C116 D140
性格:控え目
個体値:31-0-31-31-31-31
技:鬼火/10万ボルト/ハイドロポンプ/光の壁

おっと、悪名高い水ロトムです。(注:恐らく技外しのため)準決勝では期待したほど仕事してくれませんでしたが、依然として大好きなポケモンであり、間違いなくMVPのポケモンです。2012年に耐久振り化身ボルトロスを初めて使用してから不快に感じていましたが、水ロトムを非常に幅を広げてくれました。この型の水ロトムで何度も私に勝ち使おうと思わせたMohsyn(bcaralarm)さんには感謝しなければなりません。見ての通りでこのロトムは控え目で防御に努力値を割いておらず、弟のBrendanのもの程耐久はありません。努力値は臆病ラティオスの命の珠流星群を耐えるものです。臆病ラティオスのジュエル流星群は31.25%耐える可能性があります。鬼火と光の壁は相手の火力を削ぎ、また火傷ダメージはいくつかの試合で決定的でした。ハイドロポンプと十万ボルトは自明のもので、すべてをカバーできます。トリックルームを張るのに合わせてボルトチェンジを使うことも提案されましたが、トルネロスが確定では落とせないこともあり廃案となりました。

・霊獣ランドロス@気合いの襷 in ドリームボール
特性:威嚇
努力値: H4 A252 S252
性格:意地っ張り
技: 地震/岩雪崩/蜻蛉返り/守る

霊獣ランドロスはシンプルに強い。威嚇という特性、A種属値145という高さ、蜻蛉返り。霊獣ランドロスとクレセリアを初手でしばしば選出し、蜻蛉返りでダメージを与えつつ、トリックルームを決めて、2ターン目から鈍足高火力ポケモンで制圧する。蜻蛉返りは交代でターンを無駄にすることがない。地震はクレセリアと水ロトムという二体の浮遊ポケモンがいるこのPTではよく機能しました。ストーンエッジは外しが多く、怯みも期待できる岩雪崩を採用。耐久振りボルトロスを一撃で落とせるストーンエッジも魅力的ですが、当たったのは準決勝だけでした。気合いの襷は勝つ可能性を残してくれる持ち物であり、予選ラウンド5試合目のJordiさんとの試合では、キングドラの濁流を耐え、地震でニョロトノとキングドラを両方倒してくれました。

・バンギラス@ヨプの実 in プレシャスボール
特性:砂おこし
努力値:H252 A124 B36 D96
性格:勇敢
個体値:31-31-31-X-31-0
技:岩雪崩/けたぐり/噛み砕く/守る

バンギラスは好きなポケモンのひとつで、私は殆どのPTで採用しています。2012年の代表決定戦を制した時のキーとなるメンバーであり、砂状態による底上げと相まった耐久の高さ、天候を砂嵐に変えることで雨PTに与しやすくする点で感謝しています。耐久と攻撃のバランスが取れていると感じたので努力値振りは2012年のRayさんのものを採用。Rayさんはハッサム処理のために炎のパンチを採用していましたが、私は噛み砕くを採用。H252 B36振りはメタグロスのコメットパンチを耐えるため。特殊耐久が欲しかったのでDに96振り。以前はH252 A252 D4という個体でしたが、耐久に多く振ったのは、水ロトム方向への攻撃に対して交換で出しやすくするためです。キノガッサやローブシンに一撃で倒されるのが嫌だったので、ヨプの実を持たせました。

・ローブシン@命の珠 in モンスターボール
特性:鉄の拳
努力値:H68 A252 D188
性格:勇敢
個体値:31-31-31-X-31-0
技:アームハンマー/冷凍パンチ/マッハパンチ/守る

ローブシン、このポケモンのためにこのPTは作られたのです。説明してきたように超高火力の出せるローブシンが使いたかったのです。技構成は一般的なもの。見切りではなく守るにしたのは、世界大会では封印を使う人はいないだろうからPPの多いことを優先したためです。努力値振りはScottさんが代表決定戦で使用してものを微調整したもの。アームハンマーはミラーマッチで相手のローブシンやモロバレルを倒すのに重要(注:勇敢最遅ローブシンはS45でアームハンマーを一回使うとS31であるモロバレルよりトリックルーム下で速くなる)
冷凍パンチはラティオスや化身ボルトロス、霊獣ランドロスへの打点。マッハパンチはスカーフバンギラス等に有効。

・ヒードラン@炎のジュエル in モンスターボール
特性:貰い火
努力値:H252 C252 D4
性格:冷静
個体値:31-2-31-30-31-3
技:めざめるパワー草/噴火/熱風/守る

トリックルーム下の二番目の高火力ポケモンであるヒードランもまた2013年のPTにおいて好きなポケモンのひとつです。ヒードランの強さは昨年に使った時から認識していました。ヒードラン入りの構築は何度か組んだのですが、納得いかず大会で使用するには至っていませんでした。前は耐久に振った個体を使用していたのですが、日本で一般的となった噴火個体を使用することにしました。トリックルーム下でローブシンと並べた時に強さは驚異的です。お気付きの通り、めざめるパワー草ですが、これはミスではありません。大地の力はバンギラスやヒードランミラーで使用するものですが、これらのポケモンはローブシンで処理できるため問題ありません。水ロトム、ブルンゲル、トリトドンに対して少し弱いので、めざ草を採用したのです。実際にめざ草を使用したのは大会を通してBen Gouldさんとの試合だけですが、後悔はなく、これで特定のポケモンに対して弱いことのないPTになりました。


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以下のレポート翻訳記事になります
http://nuggetbridge.com/reports/armed-with-four-forearms-senior-division-world-machampion-team-analysis/

4本の腕による武装 シニア世界大会チャンピオンのパーティー分析

こんにちは、皆さん。知らない方のために説明すると、私はHayden McTavish、ここではEnigneと呼ばれています。休暇とPCの問題によりこの記事の投稿が遅くなったことをお詫びします。

このPTを組む上で注意したことは、多くの半減・無効タイプがあること、弱点が被らないようにすることです。また弱点を付いてくるポケモンに対して、強力な打点を持てるようにしました。

下記の構築記事にはニックネームも含まれますが、いくつかはUnrealityさんのおかげで思い付いたものです。

・ヒードラン@シュカの実 NN Sorry He
特性:貰い火
努力値:H44 B4 C252 D4 S204
性格:控え目
個体値:31-0-31-31-31-31

技:熱風/守る/大地の力/身代わり

ヒードランはこのPTで最も攻撃的なポケモンであるとともに、世界大会で最も使わなかったポケモンです。世界大会前の練習試合では何度か助けられましたが。ヒードランは、このPTにおける重要な耐性(注:炎の一貫性をなくす)をもたらし、またシュカの実を持つことで相手のヒードランを処理でき、重要な役割を果たしました。

この努力値振りは2013年のフィラデルフィア大会でBearsfan092さんが使用したヒードランに似ています。これは、無補正性格の準速S70族を抜き、また特攻に最大の努力値を割いたものです。HPの努力値8を防御と特防に振り分け、わずかですがより耐久を上げました。しかし、残念ながらこれによりヒードランのHPが4の倍数となりました。特攻努力値を244にし、HPに8余分に割けばよかったと思います。(注:4n+1となる)

・ハッサム@オッカの実 NN Rock Paper(注:英語のじゃんけんの掛け声にRock Paper Scissorsがある)
特性:テクニシャン
努力値:H252 A172 B4 D74 S4
性格:意地っ張り

技:バレットパンチ/虫食い/守る/剣の舞

PTに2体の鋼タイプのポケモンを入れることは求めている耐性を実現する上で重要でした。これにより鋼タイプのポケモンなしでは脅威となるドラゴンタイプや他のポケモンに対する立ち回りがより柔軟にできるようになりました。ハッサムに拘ったのはヒードランと弱点被りがないことが大きいです。この2つのポケモンのシナジーは素晴らしく、ハッサムに炎技が飛んでくる時には裏からヒードランを出すことができるし、同時に出ている時は相手をヒードランの熱風あるいは噴火(注:相手から見ればヒードランが噴火個体かどうかわからないので)で怖気づかせることができます。ハッサムはヒードランや他のポケモンの脅威となるバンギラスに圧力を掛けられます。優先度1から攻撃できるテクニシャン補正のかかるバレットパンチは、ボルトロスを上手く使えないと思われる状況では特に重要です。技構成はかなり標準的なもので、努力値は場に居座るためにやや守備的にしました。オッカの実は突然の炎技で落とされることを防ぐためです。

・水ロトム@電気のジュエル NN Enigne
特性:浮遊
努力値:H244 C248 D4 S12
性格:控え目
個体値:31-14-31-30-31-31

技: 10万ボルト/ハイドロポンプ/めざめるパワー草/守る

既に 草タイプの攻撃を1/4にし、弱点を突くことができるポケモンを2体採用していたので、水ロトム採用は良い選択だと思いました。水ロトムとハッサムのシナジーは良く、またヒードランとの並びでは、地面や水の一貫性を防ぎつつ、水タイプや地面タイプのポケモンを弱点を突いて攻撃できます。めざめるパワー草は、10万ボルトやハイドロポンプの効かないトリトドンや他の水/地面タイプのポケモンに対して有用で、またハイドロポンプの命中に不安がある場合に少し削れたドサイドンのようなポケモンに対して選択することができ、これは決勝戦第1試合に使いました。

当初は努力値をH252 C252のもので使っていましたが、HPの努力値を削って素早さに割き、まためざめるパワー草採用に当たって少し努力値を変えました。

・化身ボルトロス@食べ残し NN Faux Foe
特性:悪戯心
努力値:H252 B68 D172 S16
性格:穏やか
個体値:31-3-31-31-31-30

技:10万ボルト/電磁波/身代わり/めざめるパワー氷

ボルトロスはこのPTにおける2番目の電気タイプのポケモンであり、ギャラドス(世界大会では多く遭遇しました)に対する駒として役立ち、またカイリキ―に飛行技を打たれるタイミングで裏から出して使っていました。この化身ボルトロスは他の殆どのボルトロスがそうであるように、電磁波による麻痺を拡散するために使いました。この努力値調整は、陽気A252振りガブリアスの岩雪崩を2発耐え、めざめるパワー氷で反撃できますが、砂嵐の天候下では、二回目の岩雪崩の後の天候ダメージを耐える保証はありません。素早さ努力値は、素早さ無補正性格の準速S80族を抜くものですが、これは同時にS4振りボルトロスを抜くものです。残りの努力値は特防へ。この努力値だと臆病ラティオスのドラゴンジュエル流星群を耐える保証はありませんが、身代わりによりジュエルを空費させることができるので問題ありません。鋼タイプのポケモンが2体いるとはいえ、流星群に対してボルトロスを交代する必要はありませんでした。

ボルトロスの技構成は一般的なものですが、普通ではない使い方もできます。LCQにおいてYamamoto Shota選手と対戦した際に、味方のクレセリアに電磁波を打ち、モロバレルによるキノコの胞子を防ぎつつ、素早さが1/4となることで、相手の張ったトリックルーム下でクレセリアが最も早く動けるようになったことが決まり手となった試合がありました。第二試合では、相手のメタグロスに電磁波を打ちラムの実を消費させることで威張るによる強化を防ぎ、負担を軽減しました。このようなトリッキーなプレイングをするプレイヤーは私だけではないでしょうが、一般的なポケモン(注:という概念?)から見ればこのようなプレイングは驚くような要素で、とても有用でした。ボルトロスは何度もラムの実を消費させ、クレセリアの威張るやカイリキ―の爆裂パンチにより相手を混乱させる手助けとなりました。

・クレセリア@エスパージュエル NN Zen Grape
特性:浮遊
努力値: H252 B28 C204 D4 S20
性格:控え目
個体値:31-5-31-31-31-31

技:サイコショック/冷凍ビーム/神秘の守り/威張る

電磁波、威張るが嫌いな方には謝らなければなりません。最後のふたつの技スペースには当初は瞑想とめざめるパワー炎が入っていたのですが、世界大会の数日前に、電磁波や威張る同様に対処に困っていたキノコの胞子を防ぐために神秘の守りを採用しました。いくつかの試合で大きく活躍しましたが、瞑想搭載型よりもクレセリアがお荷物になる事態を恐れ、ハッサムをめざめるパワー炎で処理できる能力を捨てて、威張るを採用することにしましたが、これは相手の特殊アタッカーに対して、特に麻痺している状態のそれに対して有用でした。威張るはまたハッサムやカイリキ―の攻撃を強めることができますが、このような状況になるのは稀であり、それは相手の戦略を妨害できると思った時以外は神秘の守りを使わなかったからです。

麻痺+混乱という状態異常はポケモンというゲームにおいて最も嫌われる組み合わせであり、私もそれを自覚しています。(だから、クレセリアに神秘の守り採用となったのですが)しかしながら、このコンボは高い確率で実現可能なものであり、相手をいらいらさせる意図はないですが、戦略として許される有用なものなら何でも採用すべき、という考えです。混乱+麻痺の状態になったポケモンが動ける確率は37.5%であり、催眠状態にされたポケモンが次のターンに起きて行動できる確率である33%とあまり変わりません。眠らさせらせたポケモンが次のターンに起きると、相手を驚かせ、眠っている間に攻撃しようと思っていた相手に対し僅かですがアドバンテージが得られます。一方、麻痺+混乱状態にした場合で行動させなかった場合は、状態異常にさせたプレイヤーが僅かにアドバンテージを得ます。(注:適切に原文の意図を汲み取れていない可能性があるが、催眠状態は起きればそれで終わりだが、麻痺+混乱では仮に行動できても状態異常が継続していることが大きな違いと思われる)
麻痺+混乱は勝つ確率を高めます。

麻痺+混乱により普通ではないような運を発揮した試合は殆どありませんでしたが、(Pokealex1999選手との試合では素晴らしい運を発揮したので、謝りたいと思っています。)ポケモンというゲームでは運要素というものがある一方、勝つ確率を上げるための戦略というものは実現可能だと思っています。

特攻の努力値は、エスパージュエルサイコショックによりH252 B0カポエラーを倒すことができるものでしたが、2013年の世界大会においては一般的なポケモンではなくなっていました。それでも遭遇した一体に対しては有効でした。素早さ努力値はS4振りロトムを抜くためのもので、残りの努力値を耐久方面へ。Hに252、Dに4振った後、残りをBに振りました。クレセリアは表で攻撃したり、交代、あるいは、裏から出す、といった柔軟性も持てるよう攻撃的なものにしました。攻撃性能のないただ耐久があるだけのポケモンにしたくなかったからです。氷技に冷凍ビームを採用したのは、2012年の代表決定戦でDimさんのラティオスの身代わりを凍える風で壊すことができず負けたためです。ひょっとしたらトリックルームを持っているかもしれない、という幻想は壊しました。エスパー技としてサイコショックを採用したのは、多くのポケモンが防御より特防に厚くしていると認識していたからです。もちろん、高い攻撃と能力から採用率が高いと思われた鉄の拳ローブシンのことは認識していましたが。

・カイリキ―@オボンの実 NN Oh Dear,I
特性:ノーガード
努力値:H252 A76 B100 D80
性格:意地っ張り

技:爆裂パンチ/守る/ストーンエッジ/ワイドガード

鉄の拳ローブシンを含めたメタゲームで何故カイリキ―を採用するのでしょうか。正直に言えば、私はローブシンの火力を見誤っており(それで予選では一度負けました)、またローブシンはカイリキ―よりHP、攻撃、防御が僅かに高く、また鉄の拳の恩恵を受けるマッハパンチの火力は素早らしく、カイリキ―同様ワイドガードを使えます。しかしながら、カイリキ―とローブシンの総合耐久は極めて近く、ノーガードという特性により、「砂隠れ」、「小さくなる」に対応でき、またストーンエッジや爆裂パンチのような命中率の低い技を必中にできます。

爆裂パンチという技は威力100の格闘技という信頼できる火力に加え、相手を倒しきれなかった場合でも混乱の追加効果があります。この意味でカイリキ―は攻撃でもサポートでも効果的な役割を果たしています。攻撃面でカイリキ―の掛ける圧力は大きく、威力の高い格闘技の被弾を避けるために半減できるポケモンに交代しても、そのポケモンを混乱させることができます。(ゴーストタイプでない限りは)爆裂パンチの効かないゴーストタイプ(注:実際に使われているポケモンとしてはシャンデラ、ブルンゲル等)にはスト―ンエッジで攻撃できます。カイリキ―は混乱により相手の行動確率を50%にすること、加えてワイドガードでサポートの役割を果たしました。カイリキ―の素早さ実数値は75なので、素早さ299までの麻痺したポケモンに対しては先制して爆裂パンチを打ち、混乱させることができます。ダメージがあまり入らなくても混乱させることに意味がありました。カイリキ―はボルトロスとシナジーがあります。ボルトロスを脅かす岩タイプや氷タイプのポケモンに対してカイリキ―が強い。麻痺を撒き散らしているボルトロスを脅かす岩雪崩や吹雪、凍える風をワイドガードで防げます。これまでは素早さ操作のないPTでカイリキ―を使っていましたが、電磁波のサポートにより世界大会優勝へと導いてくれました。

ストーンエッジは外す心配がなく、ウルガモスに対し効果的であり、また急所補正があるので、威嚇が入った状態でラティオスの急所に当てたこともありました。

ノーガードにより攻撃が必中になる一方、相手の攻撃を避けられないので、水ロトムの鬼火が当たるのは痛手でした。

ローブシンの強力な先制技であるマッハパンチがない点ではカイリキ―は劣りますが、ローブシンではワイドガード、守る、爆裂パンチの3つを同時に使えないので、カイリキ―という選択でよかったと思います。

努力値振りは意地っぱりA252振りメタグロスの思念の頭突きを耐え、臆病C252振りラティオスのサイコショック、サイコキネシスを耐えるものです。特防努力値が素早さに4回した76ではなく80になっているのは、前に使っていた個体の特防個体値が30だったためですが、結果的にトリックルーム下で速く動けるメリットがあった試合もありました。


誤訳があれば御指摘お願いします


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以下はこの記事の翻訳となります
http://nuggetbridge.com/reports/rain-3rd-place-seniors-worlds-report/


雨の要素なんてどこにあるの?WCS2013世界大会シニア3位のレポート

こんにちは、私はCameron Swan、このフォーラムでは「雨降らし少年」と呼ばれています。ここ最近ではアメリカ代表決定戦とバンクーバー世界大会で3位となりました。アメリカ代表決定戦で使用したものに非常によく似ているのでこれまで投稿しませんでした。予選のスイスラウンドを5-1で通過し、(優勝することになる)Hayden McTavishさんに負けて3位となりました。この結果は予想以上のものでした。

PT

・化身ボルトロス@電気のジュエル
特性:悪戯心
個体値:31-30-30-31-31-31
努力値:H196 C60 D252
性格:穏やか

技:10万ボルト/電磁波/めざめるパワー(氷)/威張る

この型のボルトロスは典型的な耐久ボルトロスであり、2012年のAaron Zhengさんが代表決定戦で使用していたものから採用しました。耐久方面に努力値を割くことで、臆病ラティオスのジュエル流星群を耐えたり、控え目サザンドラのジュエル流星群を31.25%で耐えることができます。残りの努力値は特攻に割き、電気のジュエル10万ボルトの威力を高めることにしました。めざめるパワー氷はガブリアスや霊獣ランドロスのような地面タイプのポケモンへの打点確保のためです。電磁波は素早さのコントロールに使用。威張るは本当はミスで挑発にするつもりだったのですが、変更するのを忘れていました。ボルトロスは特に日本のKonno Takumi選手との試合で活躍しました。めざめるパワー氷で相手の霊獣ランドロスを倒し、電磁波で相手のスカーフラティオスの素早さを奪い、まためざめるパワー2発で相手の霊獣ボルトロスを倒しました。この試合でのMVPのポケモンでした。


採用を見送ったポケモン
・レパルダス@悪のジュエル
特性:悪戯心
努力値:H252 D4 S252
性格:陽気

技:猫騙し/イカサマ/アンコール/威張る

代わりに採用したポケモン
・キリキザン@拘り鉢巻
特性:負けん気
努力値:H4 A252 S252
性格:意地っ張り

技:不意打ち/けたぐり/辻斬り/サイコカッタ―

キリキザンは3番目に試した悪タイプのポケモンです。雨PT対策として日本晴れを持ったヤミラミを考えましたが、全然機能しなかったのでレパルダスに変えました。レパルダスは猫騙しや変化技でサポートができ、メタグロスやガブリアスに対して大きな打点を持てる(注:具体的には悪のジュエルイカサマを指す)点で大きな改善をもたらしました。悲しいことに、対戦相手が皆レパルダスへの対応法を知っていたので、この枠をキリキザンに変えることにしました。キリキザンは本当によく働き、威嚇を受けた後にカポエラーをサイコカッタ―で倒し、ランドロス、ボーマンダを不意打ちで倒すことができます。また威嚇がない状態でも、H4振りのトルネロスやボルトロスウルガモスを大抵倒すことができます。悲しいことに、Ben Hickey(darkpenguin67)さんとの対戦では、相手のトルネロスがHP1残して不意打ちを耐えました。けたぐりはH252振りのヨプの実持ちではないヒードランやバンギラスを一撃で倒すことができます。辻斬りはクレセリアに対してのみ使いましたが、それはキリキザンを場に出した時に相手のクレセリアは殆ど攻撃技を使わないからです。キリキザンはAnilcan Akcos(Billabro)さんとの対戦で素晴らしい活躍をしました。なぜなら、相手は威嚇ポケモンが2体PTに入っており、相手がズルズキンや霊獣ランドロスを場に出すことでキリキザンの攻撃がどんどん上がっていったからです。

・霊獣ランドロス@ヤチェの実
特性:威嚇
努力値:H4 A176 D84 S252
性格:意地っ張り

技:地震/ストーンエッジ/蜻蛉返り/守る

霊獣ランドロスは世界大会や代表決定戦で最も多く使ったポケモンのひとつです。いつもは気合の襷や拘りスカーフを持たせているのですが、他に道具を取られていました。霊獣ランドロスが氷技の一撃で落とされるのが嫌だったため、ヤチェの実を持たせることに。霊獣ランドロスは素で高い攻撃種族値を持つポケモンのひとつなので、攻撃に252振りではなく、耐久に多くの努力値を振ることに。この努力値調整は控え目スカーフサザンドラの流星群を耐え(残念ながら遭遇しませんでしたが)、容易に氷技を受けられるようにするためのもの。この霊獣ランドロスの技構成はストーンエッジを除いて、よくあるものです。ストーンエッジは耐久振りボルトロスやトルネロスを一撃で倒せる点で便利です。蜻蛉返りは威嚇を使いまわしつつ、クレセリアやラティオス、サザンドラに大きなダメージを与えつつ交代できる点で便利です。PTの他のポケモンへの圧力となるヒードランやバンギラス(沢山遭遇しました)に対して地震で大きなダメージを与えられる点でも良かったです。

・パルシェン@拘りスカーフ
特性:スキルリンク
努力値:H20 A252 S236
性格:意地っ張り

技:氷柱張り/ロックブラスト/シェルブレード/大爆発

パルシェンはこのPTのMVPです。パルシェンはドラゴンやボルトロストルネロスランドロス、キノコを、連続技を5回当てることができる特性スキルリンクのおかげで威嚇を受けた後でも氷柱張りで倒すことができます。ロックブラストはヨロギの実を持つウルガモスを威嚇を受けた後でも倒せる技です。またギャラドスをロックブラスト2回で倒すことができ、これは世界大会で役立ちました。大爆発は本当に使わなかった技です。大爆発は技範囲が狭いパルシェンに補填として入れた技でした。シェルブレードは殆ど使わない技でしたが役立ちました。Billabroさんとの試合第二試合では、威嚇を受けたパルシェンがヒードランにシェルブレードで攻撃し、1/3ほどのダメージを与え、相手の噴火の威力を弱めることで眠り状態の霊獣ランドロスが耐え、次のターン目を覚まし、ヒードランを倒しました。mproxさんやPaul Chua(pwny person)さんとの試合では、相手のキノガッサやガブリアス、ギャラドスを倒すのにパルシェンが活躍しました。

・ウルガモス@虫のジュエル
特性:炎の体
努力値:H252 B4 C84 D52 S116
性格:控え目

技:熱風/虫のさざめき/怒りの粉/守る

ウルガモスは世界大会よりも代表決定戦で活躍しました。世界大会では、皆がウルガモスへの対抗手段を持っていましたが、それでも、相手のPTにクレセリアやハッサム、ラティオスがいた数試合では選出しました。この素早さ調整は陽気最速のキノガッサを抜くためのものです。耐久に割いた努力値は臆病ラティオスのジュエル流星群を耐えるためのもの。残った努力値は特攻と防御に振りました。最も役に立った技は自身より遅い猫騙しを自分に向かせることのできる怒りの粉でした。怒りの粉はキノガッサやキリキザンを標的とするマッハパンチを防いだり、キノガッサが眠り状態から目を覚ますのを助けるのに役立ちました。虫のジュエルさざめきは、パルシェンの氷柱張りや霊獣ランドロスの蜻蛉返り、キリキザンの辻斬りで削れた状態のクレセリアを倒すことができます。熱風は虫のさざめきより威力が弱い(注:ダブルダメージのため)のであまり使いませんでしたが、相手のモロバレルやローブシン、キリキザンを倒すのに役立ちました。

・キノガッサ@気合いの襷
特性:テクニシャン
努力値:H4 A252 S252
性格:陽気

技:種マシンガン/マッハパンチ/キノコの胞子/守る

どこにでもあるありふれた型のキノガッサ。努力値は一般的で特に言及することはありません。気合いの襷は耐久面で脆いキノガッサに最も適した道具です。マッハパンチはスカーフバンギラスを一撃で倒し、ヨプの実持ちでないヒードランを2発で倒せる技。種マシンガンはテラキオンやスイクンを使っていたEdward Fan(iss)との試合で役立ちました。キノコの胞子は耐久のある遅いポケモン、クレセリアやズルズキン、メタグロスに対して使いました。



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日本人が世界大会チャンプの座を奪い返す、という日本の思いを圧倒的な試合展開で砕いた世界チャンピオンArash Ommatiさん。
勿論、Kosuge選手とのPT相性がかなり有利だった、という点はありますが、緊張感の続く対戦の連続でありながら、決勝戦ではヒードランが目を覚ますタイミングで再びキノコの胞子を決める等、冷静なプレイングが印象に残りました。

Arashさんの世界大会マスターの部優勝はこれまで、日本人とアメリカ人しかいなかった、優勝という地位にヨーロッパの選手として初めて輝く、という特別な意味を持ちました。


ここでは、Arash Ommatiさんが書いた世界大会レポートを翻訳し、成長の糧としていければ、と思います。

以下はこの記事の翻訳となります。
http://nuggetbridge.com/reports/mean-streets-world-champion-masters-2013-vgc-world-champion-report/


Meanが世界チャンピオンになるまでの道のり。WCS2013世界チャンピオンのレポート

皆さん、こんにちは、私はArash Ommati、先日カナダバンクーバーで行われた世界大会で優勝しました。この名誉ある大会の頂点に立つまでの過程と、この業績を支えてくれたPTを紹介していきます。


・マンムー(♂)@拘りスカーフ
特性:厚い脂肪
個体値:31-31-31-1-31-31
努力値:H124 A44 B100 D44 S196
性格:意地っ張り

技:氷柱張り/地震/氷柱落とし/岩雪崩

卒業してすぐ、私は世界大会に向けたPT作りに取り掛かりました。韓国の代表決定戦でマンムーを使っていたプレイヤーがいたことに関心がありました。このマンムーというポケモンの型は最終的に世界大会で使うことになったものと韓国代表決定戦で見たものとは大きく異なっていますが、マンムーというポケモン自体を考察する機会を与えてくれた点に意味があり、マンムーを一番多く使っていくことで、適切な構築に入って、味方のサポートを受ければ、大変強力なポケモンになると思いました。

なぜ、マンムーなのでしょうか?それは霊獣ランドロスを安全に処理できる数少ないポケモンのひとつだからです。(同様によくいる化身ボルトロスも処理できます)このマンムーの調整は三回変えました。最初は単純に攻撃的なもの(注:AS振りと思われる)を使っていましたが、スカーフ霊獣ランドロスの馬鹿力を確定で耐えて返り討ちにできる調整に変えました。最後にS努力値調整を考え、最速ライコウを抜けるようにしました。(正直に言うと、命の珠スターミーにPTを壊滅させられたことがあるので、ライコウと同速であるスターミーの攻撃を受ける前に相手にダメージを与えられることに意味があります)
特殊防御の方面に目を移すと、このスカーフマンムーは自信より早いポケモンの攻撃では控え目スカーフラティオスの流星群(50%で落ちる)と、スカーフウルガモスのオーバーヒート(臆病だと6.25%、控え目だと62.5%で落ちる)を除いて耐えることができます。この型のマンムーは使いやすくはなく、Aに努力値を割いていないことで必要な時に倒しきることができないこともしばしばありましたが、その代わりに耐久を高めた判断は良かったと思います。

そして、なぜ拘りスカーフなのでしょうか?あなたが考えたことと異なるでしょうが、拘りスカーフという道具はこの耐久に厚いマンムーを従来の気合いの襷の型のものより、融通が利くようにします。日本のメタゲームにおける臆病最速の化身ボルトロス使用率の上昇を艦み、世界大会では多く遭遇するであろうと思ったので、トルネロスとマンムーを並べて選出することで一撃でボルトロスを倒せると考えました。マンムーの最後の技枠に岩雪崩を作用することに迷いはありませんでした。
その理由は、ひとつは採用率トップの脅威となるポケモンに対して少なくとも二つ以上効果的な技を採用することを好んでいるからです。マンムーの岩雪崩では耐久に努力値を割いている型のウルガモスを一撃で倒すことはできず、また蝶の舞を使う型のウルガモスが心配でした。(シングルバトルではヒードランはウルガモスを完封できるかもしれませんが、ダブルバトルではそうはいきません)
 もうひとつの理由はマンムーのSを高めた上で岩雪崩を使用することで怯みの追加効果を引いて負けを回避する狙いがあったからです。

最後に氷柱張りという技はガブリアス(ヨーロッパの代表決定戦では多くいました)や霊獣ランドロスに対して非常に有効な技です。これらのポケモンはストーンエッジでトルネロスを脅かすポケモンでありましたが、世界大会では拘りスカーフを持った霊獣ランドロスはそこまで多くありませんでした。馬鹿力をマンムーに採用すると拘りスカーフを持ったバンギラスの処理に役立ちますが、それよりも他のポケモンへの打点の方が重要でした。氷柱落としと氷柱張りという二つの氷タイプの技を両立させ、馬鹿力は採用しませんでした。


・トルネロス(♂)@飛行のジュエル
特性:負けん気
個体値:31-31-31-3-31-31
努力値:H4 A252 S252
性格:陽気

技:アクロバット/守る/馬鹿力/蜻蛉返り

このPTのもうひとりのMVP。代表決定戦では負けん気キリキザンを使用し、いかに負けん気という特性が優秀であるかを実感し、それからはこのメタゲームにおいて威嚇を受けやすい物理ポケモンを負けん気ポケモンの採用なしに使うことはなくなりました。

スカーフマンムーとトルネロスという並びの相性補完は素晴らしく、互いの苦手な相手をもう一方が処理することができます。この二体の選出が世界大会では一番多かったです。このトルネロスの技構成はとてもスタンダードであり、蜻蛉返りを入れることになった最後の技スペースは非常によく考えました。身代わりやなりきりという技も考えましたが、蜻蛉返りという技が立ち回りの柔軟性を増す意味で一番しっくりきました。


(注:原文通り訳しますが、以下のラティオスは努力値に無駄があります。記載ミスかと思いますが、気になる方は原文を参照下さい。当初は個体値の記載ミスもありましたが、修正されたようです)
・ラティオス(♂)@ドラゴンジュエル
特性:浮遊
個体値:H31 A2 B31 C30 D31 S30
努力値:H4 C252 S252
性格:臆病

技:日本晴れ/流星群/守る/めざめるパワー(炎)

メインとなる二体を決めた後、マンムートルネロスでは処理できない相手を見るため採用

最初に雨PTにどう対応するか考えたのですが親友のChristoph Kugeler(DE)(drug duck)が日本晴れラティオスを薦めてくれました。この選択は通常では雨PTに対して選出しにくいポケモンを選出できるようにしたためよかったと思います。臆病CSラティオス@ドラゴンジュエルという一般的なものではなく、素早さを落として特攻を上げトルネロスのジュエルアクロバットを耐えるようにしたものの、(注:控え目耐久調整ラティオスと思われる)テラキオンを抜けるよう臆病個体採用とし、これが予選ラウンドで決め手となった試合もありました。めざめるパワー炎を採用したのは、カポエラーの使用率の低下もあり格闘ポケモンの処理に困ることなく、ハッサムの処理にもたつくことがあったためです。


・モロバレル(♂)@ラムの実
特性:再生力
個体値:31-0-31-31-31-7
努力値:H252 B108 D148
性格:穏やか

技:キノコの胞子/怒りの粉/ギガドレイン/守る

ラティオスだけでは雨PT対策は十分ではなく、ペアとしてモロバレルを採用することにしました。ラティオスをキングドラの流星群から守り、ラティオスが仕事をしやすくするのに加え、トリックルームを使うPTに対し強く、またラティオスなしでも雨PTに強くなれます。ラムの実は相手のキノガッサのキノコの胞子だけでなく、威張るへの回答になっていました。黒いヘドロやオボンの実を持たないことで回復能力は失われますが、これは新しい特性である再生力が解決してくれました。ラムの実は特定の相手の脅威への対処と思われますが、実際に役に立った場面は多かったです。

S個体値0の生意気という有名なものではなく、穏やかのS個体値7という個体を使用したのは、トリックルームPTでよく使われるS0最遅トリトドンより素早さが1低く、ランクルス、ムシャーナ、サマヨール(これらは全てが使われているポケモンではない)、シュバルゴ、ナットレイ、鉄球バンギラスよりは早いためです。S個体値7のモロバレルはトリックルームを使う相手のPTのものより早く、相手がトリックルームを張るターンに相手のモロバレルにキノコの胞子を打つことで、ラムの実を消費することなく眠らせることができます。


・ヒードラン(♂)@食べ残し
特性:貰い火
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:H212 B4 C36 D4 S252
性格:臆病

技:身代わり/熱風/守る/大地の力

ラティオスが日本晴れを使うということで、それを利用し強化することができるヒードランが適任と考えました。晴れ状態でのヒードランは脅威であるので、相手が交換したり守るタイミングで身代わりを張ることは容易で、それによってアドバンテージを取れました。(最初はWiFi大会用に考えた達人の帯を試していて、それはなかなよかったのですが、この型は求めているものではないと思いました)

臆病最速ヒードランは砂状態でない意地っ張りドリュウズを抜けること(もちろん、キノガッサより早いですが)が重要であり、ヒードランは容易に熱風でドリュウズを倒すことができます。HPは食べ残しでの回復効率を最大にするための調整、D4振りは晴れ状態で身代わりがニョロトノの熱湯を耐えるのに役立ちます。ヒードランに耐久調整を施したのは、このPTにおいて攻撃するのと守りを固めるバランスをとるのに役立ちました。


・ローブシン(♂)@オボンの実
特性:鉄の拳
個体値 : 31-31-31-0-31-31
努力値:H212 A32 B12 D252
性格:意地っ張り

技:ドレインパンチ/冷凍パンチ/マッハパンチ/守る

ローブシンは最後にPTに加えたポケモンです。これは容易な選択ではありませんでした。多くの対戦で容易に選出できる、融通の利くポケモンを探していました。特殊な役割を満たしてくれるもの、PTの守りの核となり、砂PTに強く、トリックルームに対抗できるもうひとつの手段を考えていました。言い換えれば、いくつかの条件を満たす耐久力のあるアタッカーを必要としていました。

悩んだ末、ローブシンを使うことになりましたが、トリックルームPTにいるような攻撃に多く努力値を割いたものを必要としていたわけではなく、2012年VGCシーズン後期の日本の環境にいたような、多くの攻撃を耐え、相手に十分なダメージを与えられる型のローブシンを採用しました。よって、持ち物の選択は容易でした。火力を上げるようなアイテムは必要なく、防御的なアイテム。何を見つけたか?特に迷うことなく、ローブシンの耐久を高めるオボンの実を採用しました。

そこでダメージ計算に移りました。ローブシンの特別な役割はバンギラスを処理することにあり、これは努力値を特別に割く必要はありません。冷凍パンチという技は(注:ドラゴンや飛行タイプの処理という点で?)攻撃的な技でした。

最後に、意地っ張りの素早さ個体値31というのは、最遅バンギラス、ズルズキン、ポリゴン2、トリトドン、ドサイドンのようなトリックルーム下での脅威となるポケモンより速いです。素早さ実数値78の意地っ張りズルズキンというこちらより素早さが13速いポケモンに遭遇しましたが、特に問題ありませんでした。世界大会の多くの試合でローブシンを選出しましたが、どの試合でもよく活躍しました。

このPTは特に守備的ではない(正直に言えば全く守備的ではない)ですが、今のルールでは対戦時間は20分の制限がるので、必要があれば時間を延ばせるよう(注:ルールで認められる範囲内での遅延)に色違いポケモンだけを連れていくことにしました。(注:ヒードランは不明だが、夢特性のトルネロスを除きすべて色違いのようである)
いくつかHPを回復する手段があるというのもあります(注:ヒードランの食べ残しやローブシンのドレインパンチ)


・面白い事実
最初はすべてのポケモンが光るPTにしようと考えていました。ただし、夢特性のトルネロスと色違いが気持ち悪いマンムーはポケウッドスターに。
そこで世界大会一週間前の土曜日にゲーム内でポケウッドスターを付ける作業に取り掛かりました。(トルネロスは既に付いていたため、マンムーのみ)月曜日にその作業が時間がかかり退屈なためやめました。光エフェクトにより時間を稼ぐ戦略を採用するにあたって、PTのうち一体だけ光らないことは大した問題ではないとは思いましたが、このようなことには一種の拘り症であるため仕方なくマスタード色のマンムーを使うことにしました。


(中略)
(この部分には予選ラウンド、決勝ラウンドに関する対戦レポートがありますが、省略して唯一の日本人との対戦である決勝戦の部分のみ翻訳させていただきます)

The Finals: VS Ryosuke Kosuge(Gebebo)

化身ボルトロス/霊獣ランドロス/クレセリア/ローブシン/ヒードラン/バンギラス

(注:げべぼさんの構築に関してはご本人のブログに詳細があります)

Game1
この試合は見る分には面白いかもしれませんが、対戦する側としてはそうではありませんでした。しかし、この対戦における重要なターンについて解説させていただきます。

Turn1
マンムー氷柱落としでH252穏やかボルトロスを一発で落とせる調整であり、ローブシンはトルネロスで容易に倒せると考え、二体とも動かし攻撃

Turn2
この対戦で最も興味深いターン。二体を倒した後、こちらはまずい状況でした。相手がヒードランで守るを選択せず攻撃してきたら負けると思いましたが、相手はそうはしませんでした。1ターン目にローブシンのマッハパンチでマンムーのHPは残り50になっていたのでクレセリアのサイコキネシス圏内に入っており、ヒードランを動かさない場合は相手は守る+サイコショックあるいは守る+トリックルームを選択すると考え、クレセリアに集中攻撃。相手が噴火を選択していたら負けでした。

相手が守るを選択した時、私はよくわかりませんでした。相手がマンムーがスカーフ持ちだということに気付いていないとは考えられなかった、さらには相手が私のPTについて知らなかったのが信じられなかった。なぜなら、前日に何人かの日本人が見ている前でマンムーを使っていたので、誰も彼に伝えていなかったことに本当に驚いたのです
相手は非常に慎重な立ち回りをし、トルネロスの馬鹿力とマンムーの氷柱落としのヒードランへの集中を守りましたが(注:クレセリアへ氷柱落としと蜻蛉返り集中を選択しているが、ヒードランへの集中攻撃も視野に入れていた発言と思われる)、すでに残ポケ数が2-4となっている状況では意味がありませんでした。

Turn3
(注:蜻蛉返りでトルネロスの場所にローブシン。トリル下。ローブシンのドレインパンチを耐えた後、ヒードランはジュエル熱風でマンムーを落とし、ローブシンを削るも、HPが50%以上残りオボンの実が発動しない、クレセリアのサイコキネシスでローブシンを落とす)このターンは最もリスキーな行動を選択し、二体落とされました。
Turn4以降について言うことはありませんが、最も安全な行動を選択しました。(ヒードランの最速起きを読み再度モロバレルでキノコの胞子を選択)


Game 2:
Turn1
マンムーの地震+トルネロスでクレセリアに蜻蛉返り、という安全行動。ヒードランが守るを選択した場合はトリックルーム下のモロバレルのキノコの胞子で攻められるし、動いた場合は倒せる。相手は最悪の行動を選択

Turn2
おそらく相手は手助け+冷凍パンチを選択していたのでしょうが、最も安全な行動であるキノコの胞子をローブシンに選択。(相手は再びクレセリアがトリックルームを打つのを阻止するべくモロバレルがクレセリアに胞子を打つのを期待したのでしょう)トリックルームを決められた場合に備えてマンムーをトルネロスに交換。

Turn3
技選択に迷いは殆どなし。ローブシンが最速の2ターンで起きることだけが心配であり、怒りの粉+アクロバットや胞子+守るの後に怒りの粉+アクロバットを選択すればより安全でしたが、起きることはなくローブシンにアクロバット、クレセリアにキノコの胞子を決める。
この後はより慎重な選択をし、蜻蛉返りでマンムーに交代、霊獣ランドロスに胞子、地震の急所や冷凍ビームによる氷漬けに気を付けて立ち回りました。

(げべぼさんのブログ記事に説明がありますが、事前にマンムーの持ち物がスカーフということはわかっておらず、また世界大会決勝という緊張感もありマンムーのスカーフを対戦が終わるまで見抜けなかった、とのことです)

・まとめと挨拶
このイベントに参加した皆さんに感謝したい。この素晴らしいコミュニティーがこのイベントを単なるゲーム以上のものにしてくれました。この世界大会期間の2,3日でどれほど新しい友達が増えたことでしょうか。この世界大会に関わった皆さん、本当にありがとう。来年またワシントンDCで会いましょう!


原文を損ねるような誤訳があればご指摘お願いします。


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 今年のWCS2013世界大会ジュニアの部では日本代表の方々も健闘したものの、優勝はAaron Zhengさんの弟であるBrendan Zhengさんに奪われました。
兄弟で世界大会に出場する例はイタリアのGini兄弟などたまに見かけますが、兄弟が共に素晴らしい成績を収めるのは極めて稀です。

 ここではBrendan Zhengさんが自身で書いた記事を翻訳して、新しいことを学ぶことができれば、と思います。

以下の記事はこの文章の翻訳となります
http://nuggetbridge.com/reports/google-cybertron-did-you-mean-babbytron-2013-juniors-world-champion-report/

 
 はい、皆さん、こんにちは。御存知ではないかもしれませんが、私はBrendan “Babbytron” Zhengです。(注:兄であるAaron ZhengさんのHNがCybertron) ポケモン対戦を本格的に始めたのは2010年です。ここではWCS2013世界大会優勝のチームを紹介したいと思います。

 私がこのPTを作り始めたのは世界大会の一カ月前のアメリカ代表決定戦で4-3という成績に終わり失望してすぐのことでした。代表決定戦では3つのスタンダードなPT(スタンパ)に屈したので、キノガッサを打ち負かし、ジュニア界におけるメタゲームを制したいと思っていました。最初に思い浮かんだアイデアはトリックルーム下でローブシンと剣舞ハッサムにより制圧するPTです。当初は、クレセリア/ローブシン/ハッサム/テラキオン/サザンドラ/ヒードランというPTでした。しかしながら、このPTを回せば回すほど欠陥が見つかり嫌うようになりました。特に相手のニョロトノキングドラのような雨PTの核、ハッサムに対して弱かったためです。その後、拘り鉢巻ギャラドスや拘りスカーフ霊獣ランドロス、拘りスカーフヘラクロス、ルンパッパ、ついにはバリヤ―ドさえ試しました

 そして、スキルスワップクレセリア、身代わりヒードラン、ヘラクロス、ローブシン、サザンドラ、そして化身ボルトロスでというPTに自信を持ちました。世界大会を三度制したRay Rizzoにアドバイスを求めると、2012年にWolfe Glickが使用したもの(注: nuggetbridgeの過去記事にあるが熱風/大地の力/身代わり/守るという技構成のヨプの実を持たせたヒードランである)に似ているヒードランの型を変えるよう勧められ、噴火ヒードランを導入、ヘラクロスを解雇、スキルスワップクレセリアを変更しました。噴火ヒードランはより瞬間的火力を出せる点で素晴らしかった。Rayの進言を受け入れ、私は耐久振りのヒードランをより攻撃的な噴火ヒードランに変えたのです。スキルスワップクレセリアのその技枠を日本晴れに変え、最後にヘラクロスを完全に新しいポケモンである、拘り鉢巻シュバルゴに変えました。このポケモンの説明は下で詳しくするとして、MVP級の活躍でした。サザンドラはうまく機能しなかったので、耐久寄りのブルンゲルに変更し、いわゆるジュニアのスタンパの完成となりました。

このPTはトリックルームへの依存度が高く、ボルトロスという素早さ種族値が高いポケモンで電磁波を使うのはトリックルームとアンチシナジーであるため、この枠を変更しようと思ったのですが、バンギラスと水ロトムはどちらも私には扱いが難しいポケモンであり悩んでいたところ、兄であるAaron Zhengに、彼が使っていたものに似ている耐久振りの鬼火持ち水ロトムを薦められました。兄のロトムはオボンの実持ちでしたが、オボンの実はすでにクレセリアに持たせてしまっていたので、ロトムにはカゴの実を持たせることにしました。水ロトムは耐久のある電気タイプ、という点と優秀な補助技である鬼火やハイドロポンプが素晴らしかった。

こうして改良を経て、私のPTは、クレセリア、ブルンゲル、シュバルゴ、ヒードラン、ローブシン、水ロトムで完成となりました。非常に自信のあるPTです。


・クレセリア@オボンの実
特性:浮遊
努力値: H220 B36 C156 D96
性格:生意気
S個体値0

技:冷凍ビーム/日本晴れ/手助け/トリックルーム

霊獣ランドロスを一撃で倒したかったので、最遅でC努力値を確保した後、耐久に努力値を振る。H220の努力値は(注: H実数値223の16n-1となるため)多くのクレセリア同様砂嵐ダメージ最小化のため、残りをBDに振る。性格が生意気のS個体値0ということで、クレセリアのS実数値は81となり、後述のヒードラン(S実数値82)の直後に行動できます。このクレセリアはサイコショックやサイコキネシスのようなエスパータイプの技がありませんが、相手のカポエラーやローブシンや他の格闘タイプのポケモンが重く感じたことはなく、冷凍ビームで処理していました。日本晴れは雨PTを弱め、砂嵐によるD1.5倍の恩恵を奪い去り、そしてこれが最も重要ですがヒードランの炎タイプの技を強めます。手助けとトリックルームは自明です。手助けはジュエルのような火力を再現し、相手の不意打ちをスカし、トリックルームは鈍足ポケモン主体の私のPTを動きやすくします。

・ローブシン@ラムの実
特性:鉄の拳
努力値:H84 A252 B12 D160
性格:勇敢
S個体値0

技:ドレインパンチ/冷凍パンチ/マッハパンチ/見切り

ローブシンは1位のシュバルゴに次いで2番目にMVP級の活躍をしました。このポケモンは高い耐久を持ちながらドレインパンチにより回復することもできます。お気付になったように、命の珠+アームハンマーというコンボは使用していません。それは私が耐久力があり回復できるポケモンが自ら体力を減らすような技を使うのを嫌うからです。ラムの実を持たせたのはいやらしい状態異常、特にキノガッサのキノコの胞子への耐性をつけるためです。元々はPTに化身ボルトロスを採用し、威張ラムコンボを使ったりもしてたためですが、そのまま継続。決勝戦では相手のマニューラの冷凍パンチで氷漬けになったローブシンが回復しました!
他の技は自明。努力値はA252振りメタグロスの思念の頭突きを確定で耐える調整です。


・ロトム(ウオッシュフォルム)@カゴの実
特性:浮遊
努力値: H236 B88 D180 S4
性格:穏やか
技:ハイドロポンプ/10万ボルト/眠る/鬼火

兄のPTではロトムは最後あまり活躍しなかったかもしれませんが、私の場合は非常に活躍しました。この「眠る」という技は非常に驚くべき技であり、先に2勝した方が勝ち抜けとなるマッチ戦において、眠るを使わずに最初の試合を制すると、その後が有利になります。このロトムは2012年のYamamoto Junpeiさんのものから着想したもので、兄のものよりは耐久により努力値を割いています。この調整は臆病ラティオスのジュエル流星群を耐え、S4振りは同族意識です。鬼火はお気に入りの技であり、これによりワンサイドゲームもできました。ハイドロポンプと10万ボルトはCに努力値を割かなくてもいい仕事をしてくれました。


・ヒードラン@炎のジュエル
特性:貰い火
努力値:H252 C252 D4
性格:冷静
S個体値21

技:噴火/熱風/大地の力/守る

ヒードランはとても強い。晴れ下、手助け炎のジュエル噴火であればクレセリアさえも一撃で倒すほどである。もちろん、これ程場が整ったことは一度しかないが、バークアウトによりCが一段階下がった状態の噴火でもヤミラミを一撃で倒した。私は噴火ヒードランをS0個体ではなくS21個体で使用しましたが、これはトリックルーム下で日本晴れ噴火のコンボを実現するためです。意地っ張りバンギラスに対して(注:S12振り以上想定か?)天候を晴れにした状態で噴火を当てられます。一般的な噴火ヒードランの振り方であるH196 B60にしなかったのは、特殊攻撃に対する抵抗力を高めるためです。Bに努力値を割かなかったため、メタグロスに地震が怖かったのですが、世界大会では一度しかその状況に直面しませんでした。

訳者より参考程度に素早さ実数値参照を

82 S4振りバンギラス、S個体値21噴火ヒードラン、S個体値14-15メタグロス

81 S無振りバンギラス 最遅クレセリア

73 最遅噴火ヒードラン


・ブルンゲル@食べ残し
特性:貯水
努力値:H204 B148 D156
性格:生意気
S個体値0

技:鬼火/トリックルーム/自己再生/熱湯

ブルンゲルは最も使わなかったポケモンです。クレセリア以外のトリックルームの使い手として採用。持ち物として、水のジュエルやソクノの実はあまり機能しなかったため、食べ残しが最良の選択だったでしょう。耐久に多くの努力値を割いているため、生半可な電気タイプの技なら耐えて回復できるというのもあった。貯水という特性を選んだのは、ダメージを受けず回復できるため、相手の雨PTの障壁となるから。呪われボディはテストしませんでしたが、あまり恩恵がないように思われます。呪われボディという30%の発動確率の運に頼るようなゲームは嫌でした。水ロトム採用を決める前にブルンゲルは既にPTに入っていたのですが、バンギラスが重く感じたため、ブルンゲルに鬼火採用となりました。ハイドロポンプを採用するか迷った時もありましたが、そもそも水技を打つ機会が少なく、威力は高いが命中に難のある技は避けました。彼女(注:ブルンゲルの性別は♀)を連れて臨んだ試合では、相手に霊獣ボルトロスと雷採用のラティオスがいたため全く活躍できず、マッチ戦の2戦目以降は使いませんでした。
このブルンゲルの努力値配分は、メタゲームにおける生存確率を上げるGavin Michaels(kingofkongs)さんの昔のPTのものを採用しました。


・シュバルゴ@拘り鉢巻
特性:虫のしらせ
努力値: H252 A252 D4
性格:意地っ張り

技:アイアンヘッド/メガホーン/守る/シザークロス

シュバルゴはこのPTで一番のポケモンです。この場所には当初ヘラクロスがいました。しかし、兄のAaronの世界大会用のPTに負け心配になりました。拘り鉢巻メタグロスというアイデアを思い付いたのは世界大会一週間前です。メタグロスで少なくとも10戦以上回した後、これではダメだと思いました。メタグロスの火力は物足りませんでした。(訳者推測:メタグロスの鉢巻大爆発の威力は凄まじいが、鋼技の通りより虫技の通りが良い環境が背景にあったと思われる) そこで鉢巻シュバルゴを採用し、気に入りました。拘り道具持ちポケモンに守るを採用する奇妙なことをしました。世界大会前日守るの技スペースは恩返しでしたが、兄と話し、持ち物を虫ジュエルと偽装できるという考えで守るを採用しました。本当は使いたくなかったのですが、Aaron Traylor(Unreality), Edward Fan(iss), Jonathan Rankin(JRank)が説得させました。シュバルゴに守るがあることでトリックルームを張る際の攻撃を防げた、というメリットがありました。シザークロスはメガホーン外しが怖い場面で役立ちました。クレセリアの手助けと合わせた鉢巻シザークロスで多くのポケモンを倒しました。今回シュバルゴの性格は意地っ張りS個体値31での採用でしたが、これは最遅モロバレルよりは早く、ローブシンよりは遅い素早さです。これは対雨PTにおいて、脅威である雨下のモロバレルをクレセリアシュバルゴで日本晴れメガホーンで突破できる点が素晴らしかったです。キノコの胞子を打てれて眠ると勝てないPTなのでこれは重要でした。



・PTに関するメモ
このPTにはいくつものカラクリがあるので、本当は放送でお見せしたかったのですが、できなかったのでここで説明します。噴火ヒードランは本当に強いですが、クレセリアの日本晴れや手助けのサポートがないとそれほどではありません。クレセリアかブルンゲルのどちらかは必ず選出していたので、ヒードランの力を強める他の最良の方法を考えていたのですが、それは自分のブルンゲルや水ロトムでヒードランに鬼火を打つことです。クレセリアとブルンゲルという2体のトリックルーム要員がいるので、有名な「ダブルトリックルーム」を成功させることができます。最後のカラクリは水ロトムでブルンゲルにハイドロポンプを打ち即座に回復させることです。もちろん私のヒードランはトリックルーム下でクレセリアの日本晴れの後すぐに噴火できる素早さです。

兄のPT同様、私達はローブシンと噴火ヒードランの純粋な強さを、サポート要員であるクレセリアや水ロトムと一緒に使いたかった。PTにいくつかのメタゲーム要素を組み込む過程で、兄が霊獣ランドロスやバンギラスを採用する一方で私は拘り鉢巻シュバルゴとブルンゲルを採用しました。兄のPTより私のPTはトリックルームへの依存度が高いですが、それは勝つために必ずトリックルームを使わなければいけない、ということではありません。タフなポケモンでトリックルームを張らずに攻撃して倒したことも何度かありました。

挑発について一言
ジュニアカテゴリーでは挑発は一般的な技で私のようなPTを黙らせます(注:クレセリアやロトムの補助技に対して特に)実際に相手のボルトロスはしばしばこちらに挑発を打ってくるので、それに合わせて冷凍ビームをボルトロスに打っていました。準決勝でも決勝でも。これにより、ダメージレースの点でアドバンテージをとり、その後の展開でローブシンでトドメを刺すことが多かったです。


・世界大会予選ラウンドのレポート

(中略)(日本人との対戦部分のみ訳させていただきます)

名前の後の括弧内はその時点での相手の対戦通算成績と思われます。

・Round3 Yasue Ryuseiさん(2-0)

ズルズキン/霊獣ランドロス/ヒードラン/クレセリア/ラティアス/ヤミラミ

この対戦はあまり覚えていませんが、二戦とも同じような試合展開でした。どちらも水ロトム、クレセリアを選出。相手はどちらもヤミラミ、ラティアス選出。相手の意図がわからなかったので、最大限自分の戦略を尽くすことにし、相手に火傷状態を拡げることにしました。この考えはアタリで、相手のヤミラミはバークアウトを使ってきました。水ロトムとクレセリアで攻撃技は使いませんでした。晴れ状態にしてヒードランで一掃できると考え、クレセリアをヒードランに交代すると、相手はその交代時にもバークアウトを打ち続けていました。ほぼHP満タン状態の晴れ炎のジュエル噴火で、バークアウトによってCが一段階下がっていたものの、HP満タンのヤミラミとHP40%程度のラティアスを落としました。唯一怖かったのは、相手のヒードランと霊獣ランドロス。相手は1戦目にヒードランを、2戦目にランドロスを選出しました。相手のヒードラン(注:これもおそらく噴火ヒードラン)のS個体値が0だったため、私のS個体値21のヒードランの方が早く一方的に勝利しました。2戦目でスカーフ霊獣ランドロスを選出されましたが、上手くローブシンの冷凍パンチを合わせることで一撃で処理しました。

Record 3-0(6-1)


・Round 4 Nakamura Kotaさん(2-1)

彼が二度の日本チャンピオンであることは知っていて、試合をテレビで見たこともあります。スタンダードな雨PTを使っていました。この試合は(注:モニターで映され?)みんなに見られていました。

ニョロトノ/キングドラ/霊獣ランドロス/ラティオス/モロバレル/ハッサム

相手のPTを見て電気タイプがいないとわかったので、ブルンゲルが輝くと思いました。しかし実際はそうはなりませんでした。相手のモロバレルは最遅であったため、シュバルゴが抜いており、鉢巻メガホーンで一撃で倒しました。これは驚きでした。しかし、その後相手はラティオスで雷を使ってきました。ブルンゲルはこれを耐えたものの、次の試合ではブルンゲルを使わない方がいい、という警告になりました。モロバレルを倒した後は相手にシュバルゴを倒す手段がなかったため、容易に勝てました。2ゲーム目では、相手のニョロトノがランドロスに交代するタイミングを読み、ニョロトノ方向に冷凍ビームを打つと、見事的中し、HPを1残し耐えたものの、次のターンにローブシンのマッハパンチで落としました。この試合で驚いたのは相手が気合いの襷ラティオスを使っていたこと。つまり、ローブシンの冷凍パンチで一撃で倒すことはできないということです。相手のラティオスにはエスパータイプの技はないと信じ、流星群を耐えました。雷を使うラティオスは驚きで相手のPTの見方を変えました。競った試合でしたが、何とか勝利しました。

Record 4-0(8-1)


・Round 6 Nakamichi Fukoさん

彼女のことを全く知らなかったので、コロコロカップの代表者だと思いました。彼女は決勝戦で再び戦うことになる相手です。

相手のPTの狙いがわからなかったのでどちらも水ロトムとクレセリアを選出しました。相手はどちらの試合でもマニューラとビリジオンを選出しました。1ゲーム目ではロトムに倒れてほしくなかったので、シュバルゴに交代。すると、相手は袋叩きをビリジオンに打ち、リーフブレードをクレセリアに打ってきましたが、耐えてトリックルームを張りました。次のターン、ビリジオンを落とすべく、シュバルゴとクレセリアで集中して攻撃を選択しましたが、守られ、マニューラはクレセリアを袋叩きで攻撃。(クレセリアの残りHPは袋叩き2回で倒される程度)次のターン、相手のビリジオンは2連続の守るを試みるも失敗。ビリジオンをシュバルゴで倒し、クレセリアはマニューラに倒されました。その後はシュバルゴとローブシンで一掃しましたが、この対戦で相手のハッサムに燕返しがあることがわかりました。

2戦目はどちらも先ほどと同じポケモンを選出。相手は同じくビリジオンに袋叩きで、今度は聖なる剣を水ロトム方向に選択。交代で出てきたシュバルゴに当たり一撃で落としました。しかし、このターンにトリックルームを張ることができたので、ローブシンとクレセリアで一掃。1戦目の結果からボルトロスを選出してトリックルームを止めに来るかと心配しましたが、それはありませんでした。


・スイスラウンド予選を終えて
この3年で一度も負けることなく決勝トーナメントに進んだのは二度目です。スイスラウンドで当たった日本人全員に勝利していたので、優勝できるチャンスはあると本気で感じていました。さらには、予選ラウンドでは1ゲームも落とすことなく2-0で勝利していました。


・Top8 Motoe Izumiさん(4-2)

彼が友人と話すのを聞いて気付きましたが、私は予選通過した唯一のアメリカ人でした。決勝までの道のりは険しいと思いました。

クレセリア/霊獣ランドロス/ユキノオー/ヒードラン/メタグロス/霊獣ボルトロス

相手のPTがヒードランにとても弱いのはわかっていたので、早くトリックルームを張って天候を晴れにしたいと思いました。やるべきことは、相手のメタグロスの素早さを割ることです。1ゲーム目では相手のメタグロスが地震を使う前に一掃して勝ちました。2ゲーム目で相手のメタグロスはトリックルーム下でこちらのヒードランより早いことがわかり早めに燃やさなければと思いました。2ゲーム目は非常に好ゲームであり、相手はクレセリアで神秘の守りを使い、また水ロトムを脅かすユキノオーを選出してきました。最終局面で、相手の火傷したメタグロスがローブシンのマッハパンチを耐えた後、コメットパンチを当てられるかどうか、という場面になりましたが、外れました。メタグロスは火傷ダメージで落ち、勝利して握手を交わしました


・Top4 Narita Harukaさん(5-2)

彼女もまたコロコロカップの代表者のようです。また世界ベスト4で終わりたくはなかったので、本気で全力を尽くしました。この対戦が今回の世界大会で一番競った戦いでした。

レパルダス/キノガッサ/化身ボルトロス/モロバレル/ラティアス/ヒードラン

HarukaさんのPTはこの大会で最もcoolなPTだと思いました。(もちろん、私のPTの次に、ですけどねhaha!)キノガッサとモロバレルという2つのキノコの胞子の使い手、つまりそれは非トリル下でもトリル下でも相手を眠らせに来る、ということです。彼女はまたS252振り噴火ヒードランを使っており、これが驚きでした。ラティアスはあまり見ないポケモンですが、彼女のPTはラティアス/モロバレル/ヒードランを中心に回っていました。ラティアスはヒードランをサポートするため、追い風、凍える風、日本晴れを持っていました。モロバレルは脱出ボタンを持っており、ラティアスとのコンビネーションで2ターンでヒードランのための場を整えていました。レパルダスは兄が地方大会を制した時に使っていたので詳しかったのですが、彼女のPTは多くの脅威を持っていました。対戦の話に移ります。

1戦目はレパルダスとキノガッサの選出を予想して(ラムの実を持っている)ローブシンを選出しましたが、相手はレパルダスではなくボルトロスを選出しました。勝つためには相手のボルトロスがこちらのヒードランに電磁波を入れる前に倒す必要があり、またヒードランを倒さなければ、と思いました(後から相手のヒードランの方が早いとわかるのですが、この時点ではこちらの方が早いと思っていました)相手のボルトロスの挑発を読みクレセリアで冷凍ビームを打つと50%ほどのダメージを与えたため、穏やか耐久振り個体ではなく、臆病の攻撃的な個体だと思いました。ここで有利になりましたが、最後に追い詰められました。相手が噴火を打つだろうと思ったタイミングで大地の力を打たれて、私のヒードランは一撃で落とされ負けました。

1戦目を落とし本当に心配になりました。2戦目では予想していたレパルダス、キノガッサの選出をしてきたので、トリックルームさえ張れれば一掃できると考えました。相手はこちらのローブシンの持ち物がラムの実だと知っていました。1ターン目、猫騙しでローブシンを怯ませ、クレセリアを眠らせてきました。しかし、次のターン、ローブシンに威張るキノコの胞子を集中してきました。クレセリアは目を覚まし、トリックルームを張ることに成功。後はローブシンが目を覚ますのを願うだけでした。次のターン、「Conkeldurr woke up」(ローブシンは目を覚ました)というメッセージが目に入り、Aが2段階上昇したローブシンで文字通り一掃しました。

3戦目。負けられない戦い。この試合のBVは相手がアップロードしています。ナンバーは39-33122-62977です。相手はボルトロスとレパルダスを選出、こちらはクレセリアローブシン。このゲームは1ゲーム目に似ていますが、相手が威張るを使ってこなかったので、疲弊することなく対応できました。BVを見ればわかりますが、このゲームはほとんど私が支配しており、混乱したヒードランが晴れ下でジュエル噴火を決め、相手のレパルダスラティアスを倒したターンが勝負の決め手です。クレセリアでトリックルームを張り、ヒードランが残り2体を倒しました。
試合に勝利した後興奮し、そして泣き始めました。初めて決勝戦に進出し、ベスト4で敗れる呪縛から解き放たれたのです。


・決勝戦の前に
兄のAaronがベスト4で負けていたので本当に勝ちたかった。相手のFukoさんは予選で当たっておりボルトロスの型を除きすべてわかっていた。相手が私のPTを止められる効果的な選出はボルトロス/マニューラだと考え、クレセリアと水ロトムを選出して、冷凍ビームと10万ボルトで攻める算段を決める。いくつかのダメージ計算をし、決勝戦に備えました。決勝前夜の睡眠は浅く、とても早く起きてしまいました。決勝戦のステージに立った時、観客の多さに驚きましたが、落ち着いていました。


・Finals Nakamichi Fukoさん(7-1)

彼女の身代わり人形で威嚇されました...

ニョロトノ/キングドラ/ハッサム/化身ボルトロス/ビリジオン/マニューラ

深く呼吸して対戦開始。この対戦の模様はポケモン公式Twitch放送やタッツーさんの録画で見ることができます。いくつかミスもしましたが素晴らしい試合でした。






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