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WCS2012世界大会マスターの部2位のWolfe Glickさんがバージニア、及びフロリダ大会で使用した構築記事の翻訳記事です。
原文はこちらhttp://eggyemporium.blogspot.jp/2014/01/wolfes-regional-team-kalos-double.html

皆さん、こんにちは。私がバージニア大会でベスト8となり、フロリダ大会でベスト32となったパーティについて書こうと思います。この構築にはいくつか弱点があり、攻撃面で相手に速く強い打点がある構築ではありませんが、この構築には満足しています。この構築は地方大会ではなくアメリカ代表決定戦で使えばもっといい結果が出たと思います。

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ボーマンダ@拘りスカーフ
特性:威嚇
努力値:H4 B4 C244 D4 S252
実数値:171-139-101-177-101-152
性格:控えめ
技:流星群/龍の波動/火炎放射/岩雪崩

おそらく最も一般的な技構成でしょう。スカーフボーマンダは私にとっていくつかの理由でお気に入りでした。特性威嚇による物理耐久の補助、そして他のドラゴンを抜ける点。攻撃に下降補正のかかる性格控えめであるにも関わらず岩雪崩を採用したのは、このパーティの調整中にファイアローやリザードンをよく見かけ、また追加効果の怯みが魅力的であると感じたからです。龍の波動を採用することになった技スペースには元々ハイドロポンプを入れていましたが、流星群外しが負けにつながるのは苦痛であるため、火炎放射同様に信頼できる命中率100%の龍の波動を採用することにしました。龍の波動は、ボーマンダを交代できない(注:メガゲンガ―やゴチルゼルの特性影踏みなど)、あるいは交代したくない時に場に居座って使う技として最近の試合では役立ちました。初めは、メガライボルトを抜ける程度の素早さに留めていましたが、スカーフボーマンダが非常によく見かけるポケモンであるため、素早さに努力値252を振った準速としました。

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モロバレル@ラムの実
特性:再生力
努力値:H212 B116 D180
実数値:216-X-105-105-135-31
S個体値0
性格:生意気
技:怒りの粉/ギガドレイン/守る/キノコの胞子

もうひとつの標準的選択。モロバレルはサポート役のポケモンとして非常に優秀で、彼の活躍には感動しています。既に相手のキノコの胞子に対する耐性はあるため(注:XYから草タイプのポケモンは相手の粉系の技の効果を受けなくなった)、ラムの実を持たせるのは余計だと思われるかもしれませんが、他の状態異常に対する耐性を付けることでより安心できました。(注:モロバレルは怒りの粉により相手の技を自身に向けさせるため、モロバレル以外のポケモンを狙った状態変化技である電磁波、鬼火、威張るから味方を守ることができる)
ルカリオが悪巧みを積む間、モロバレルは怒りの粉で電磁波や威張るから守ります。モロバレルのラムの実は相手のドーブルのダークホールを受けても眠り状態から回復できる点にも意味があります。怒りの粉は特にフロリダ大会でルカリオやバンギラスの積み技を積むタイミングを補助し、積み終えたポケモンで相手を一掃している間も相手の攻撃から守ります。キノコの胞子は明らかに良い技ですが、ちょっと好みには合わず、眠らせても相手がいつ起きるかわからない恐怖が常にありました。

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ルカリオ@ルカリオナイト
特性:精神力
努力値:H60 B92 C108 D4 S244(バージニア大会時)
    H60 B60 C176 D28 S180 (フロリダ大会時)
実数値:153-X-120-174-91-179(153-X-116-182-94-170)
性格:臆病
技:悪巧み/波動弾/ラスターカノン/守る

メガルカリオは多くの方にとって好奇心の対象でしょう。裏にある戦略まで含めて説明します。
当初、私の構築はレパルダスゲンガーに注目したものだったのですが、対戦を幾多も重ね、シャワーズ、モロバレル、ボーマンダを残して、この二体は消えて行きました。理由としてはメガガルーラと岩タイプの技に少し弱かったことが原因で、メガ枠をゲンガ―から変えようと考えました。そこでルカリオを見つけ、試しに使い始めました。メガルカリオは悪巧み(注:特攻が二段階上昇する積み技)を積めば、ガブリアス、ウォッシュロトム、ニャオニクス、その他多くのポケモンを一撃で倒せる火力を持ちます。モロバレルの怒りの粉によるサポートで、ルカリオを選出した対戦では、ほぼいつも悪巧みを積むことに成功し、相手の脅威を除去しました。ルカリオの抜き性能はボーマンダの威嚇やバリヤ―ドの猫騙しの恩恵によるところもあります。真空波(注:威力40の格闘特殊先制技。優先度1)ではなく波動弾を採用したのは、孵化するために貸してもらったルカリオは真空波を覚えていたのに、生まれた完璧な個体値のリオルには遺伝していなかったからです。実戦で試したところ、波動弾では一撃で倒せるポケモンを倒すのに、真空波は二回打つ必要があるため、波動弾の方が遥かに有用でした。(注:波動弾は必中技、真空波は先制技というメリットがそれぞれあるが、威力は80と40と大きく異なる)たった一度だけ真空波が欲しいと思ったのは、メガライボルトと対峙した時でした。
上に載せたのがバージニア大会で使用した時の努力値振り。この素早さ設定はメガシンカしないゲンガ―、スカーフカイリキ―、ガブリアスを抜くものです。防御の努力値は陽気ガブリアスの地震を耐えるようにしたもの。
下のフロリダ大会で使用した努力値振りは、既にスカーフカイリキ―に負けてしまったため(注:素早さ設定で指標としていた相手を抜く調整にしていたのにそれでも実戦では負けた)、素早さは陽気最速のガブリアスを抜く調整に留めました。その後、控えめボーマンダの火炎放射を耐えるようにし、威嚇のサポートがあるため防御の努力値は少し削りました。構築全体の要請によっては、最速とせずに調整して耐久を上げる努力値振りが必要になることもあると思います。

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シャワーズ@オボンの実
特性:貯水
努力値:H156 B252 C76 D20 S4
実数値:225-X-112-154-118-86(注:理想個体値の場合。お祝いシャワーズは配信限定で理想値とはならない)
性格:控えめ
技:お祝いor守る/眠るor願い事/熱湯/寝言or手助け

入手困難なポケモンですが、シャワーズもまた興味を持つポケモンでしょう。命の珠を持ったファイアローのブレイブバード3発で倒される程度の物理耐久とし、特攻に少し努力値を振りましたが、これには特別な調整理由はありません。シャワーズは素の種族値でも耐久が素晴らしく、メガライボルトの雷を耐えたり、メガライボルトのボルトチェンジとファイアローの命の珠ブレイブバードの集中を耐えた試合もありました。バージニア大会では「お祝い/眠る/熱湯/寝言」という技構成のシャワーズを使い、フロリダ大会では「守る/願い事/熱湯/手助け」の技構成を使いました。
お祝いという技は技スペースの無駄と思われるかもしれませんが、この技は非常に戦闘アニメーションが長く、既にかなり有利な展開になっている時に使用することで時間切れを狙える技です(注:お祝いという技は、攻撃技でも変化技でもなく何の効果もない技)。寝言と合わせ、お祝いは技モーション終了に非常に多くの時間を要します。
厳選困難なポケモンですが、お祝いシャワーズが使いたかったために個体値は妥協、バージニア大会で数試合使いましたが、フロリダ大会では理想個体のより定型的なシャワーズに取り換えました。眠るを願い事に、それに伴い寝言を守るに変更。手助けは掃討役のルカリオやバンギラス、そしてボーマンダの火力を上げ、予想外の火力で倒すことを狙っています。シャワーズの働きには満足していますが、場に留まることが多かったので急所被弾数も多かったです。

Wolfeさんがお祝いシャワーズを使うことになった経緯に関してはこちらに詳しく説明があります。
http://nuggetbridge.com/forums/topic/3850-what-does-vaporeon-do/?p=66637

20140131050718292.jpg
バリヤ―ド@防塵ゴーグル
特性:フィルター(効果抜群の技を受ける時にダメージが3/4となる)
努力値:H212 B252 C4 D12 S28
実数値:142-X-128-121-142-114
性格:図太い
技:ワイドガード/凍える風/猫騙し/サイコショック

それまで実戦では殆ど使用せず、大会では空き枠だと思っていました。バージニア大会前夜、バリヤ―ドについて、そしてバリヤ―ドの技構成があまり良くない点についてEnfuegoさんと話し合っていました。彼は私に「神秘の守りより猫騙しを、マジカルシャインよりサイコショックを、そして相手のモロバレルを打ち負かすために食べ残しよりラムの実を持たせるべきだ」と助言してくれました。私は考え、既にモロバレルにラムの実を持たせていたので代わりに防塵ゴーグルを持たせることにしましたが、これが上手くはまりました。猫騙しはタマゴ技であるため、孵化、努力値振り、レベル上げを新たにする必要がありましたが、大会に間に合わせました。バリヤ―ドはバージニア大会におけるMVPとなり、この大会でバリヤ―ドを選出した試合は一度も負けませんでした。この構築において猫騙しは重要で、ルカリオの積みのタイミングを創出するだけでなく、味方のポケモンを守る役割もあります。
凍える風はよく見かけるガブリアス、ボーマンダの同時選出にもよく刺さる素晴らしい技で、そのコンボを打ち破りました。サイコショックはマジカルシャインより遥かに良い技で、バリヤ―ドの特攻種族値100から繰り出されるその技の威力は素晴らしいです。ワイドガードはそれほど使いませんでしたが、これは私をベスト16に導いてくれた技であり、想定していたより使わなかったのは、技構成の組み立てミスというよりは、実戦でのバリヤ―ド使用経験不足によるものです。努力値振りは陽気メガガルーラの恩返し、そして臆病メガゲンガ―のヘドロ爆弾を確定で耐えるものです。余りの努力値を特攻よりも素早さに割いたのは、凍える風で素早さが一段階下がったガブリアスを抜くためのものです。

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バンギラス@弱点保険(バージニア大会で使ったバンギラス)
特性:砂起こし
努力値:H252 B20 C220 D12 S4
実数値:207-X-133-157-122-82
性格:控えめ
技:悪の波動/守る/冷凍ビーム/火炎放射

バージニア大会で使用したバンギラス。攻撃が一段階下がった状態のメガクチートのじゃれつく、そしてメガリザードンYのソーラービームを確定で耐えます。威嚇で攻撃が下がるのが嫌なので特殊型のバンギラスを使用しました。岩タイプの技を採用しませんでしたが、これは他の三つの特殊技の範囲に満足していたからです。しかし、実際の大会ではリザードン、ファイアロー同時採用のパーティに当たり、この決断を後悔しています。このバンギラス自体は良かったのですが、この構築では一体も物理アタッカーがいないことになり、ベスト8で当たったルンパッパに対しては打点がなく苦しみました。そこでフロリダ大会ではバンギラスの型を変えることにしました。

バンギラス@弱点保険(フロリダ大会で使用したバンギラス)
特性:砂起こし
努力値:H4 A252 S252
実数値:176-186-130-X-120-124
性格:陽気
技:噛み砕く/守る/岩雪崩/龍の舞

この型のバンギラスは2012年の地方大会から使っていたもので、2014年大会仕様に合わせて少しだけ変えましたが満足しています。初めはバンギラスナイトを持たせていましたが、構築に二体のメガストーン持ちポケモンを入れるのは嫌だったため、耐久面に努力値を振らない弱点保険持ちとしました。弱点保険の発動したバンギラスは、龍の舞の効果と合わせて攻撃が三段階上昇、素早さが一段階上昇となるため、ガブリアスを素早さで抜けるだけではなく、噛み砕くで一撃で倒すことができます。このバンギラスはモロバレル、バリヤ―ドのサポートで龍の舞を積み上手く活躍しました。
物理型と特殊型のバンギラス、どちらも気に入っているので必要になった時にまた使うでしょう。

フロリダ大会では立ち回りがよくなかったし、バージニア大会ではメモを取っていなかったので、個々の試合の詳細については書きません。


最後に。特にフロリダ大会では、この構築をもっと上手く扱えていれば、と思いました。この構築は積み技を使用しなければ火力の低い構築ですが、地方大会に特化した構築であるとは思いません。
この数週間で学んだことがあるとすれば、それは大会に向けて準備するに当たり、実戦で他人と対戦することが重要である、ということです。XY実機のレーティングバトルで主に練習していて、強い日本人の方と当たることもありますが、彼らに対して高い勝率を出していることに満足しています。
ひとつ気付いたことを言えば、地方大会には一人の日本人もいなかったので、戦った相手の構築は対策していたものとは全く異なりました。もっと力を付けたいものです。


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この記事はバトルロードグロリア関東大会であるアリーナオフの結果を受けて、WCS2012世界大会マスターの部2位であったWolfe Glickさんが、その上位者構築、KPを分析した記事http://eggyemporium.blogspot.de/2014/01/japans-kalos-dex-gloria-battle-national.htmlを翻訳したものです。
バトルロードグロリア主催のmasaさんから「翻訳してほしい」との要請がありましたので、翻訳させていただく手筈となりました。
アリーナオフの結果記事http://pokemonarena.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
バトルロードグロリア公式の分析記事http://d.hatena.ne.jp/brgloria/20140121/1390309802と合わせて御覧下さい

以下、本文

バトルロードグロリアとは、非公式アジア大会Asia Cup出場権に繋がる、日本の非公式全国大会です。この日本の非公式全国大会の予選として、アリーナオフやしゃでオフ、その他のオフ会があります。アリーナオフには120人が参加し、以下に上位16名の構築を載せました。
翻訳してくれたMiikasaさんに感謝します。

優勝 ビエラ
ガブリアス ボーマンダ ギルガルド サーナイト リザードン クチート
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準優勝 ゆういち
ガブリアス ボーマンダ サーナイト ギルガルド ガルーラ ファイアロー
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3位 すらいむ
ガブリアス ボーマンダ ギルガルド ウォッシュロトム フシギバナ バンギラス 
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4位 らすく
ニョロトノ キングドラ ルカリオ パンプジン コ―タス クチート
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ベスト8 緑茶
バンギラス ガブリアス ゴチルゼル クチート ウォッシュロトム ファイアロー
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ベスト8 せっちゃん
ズルズキン シャンデラ クチート フレフワン ユキノオー ドサイドン
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ベスト8 みこと
ガブリアス ボーマンダ カットロトム ギルガルド ギャラドス ファイアロー
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ベスト8 じゃすてぃす
リザードン フシギバナ ボーマンダ サーナイト ドサイドン クチート
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ベスト16 うぃww
ガルーラ ファイアロー ウォッシュロトム ガブリアス ギルガルド ドーブル
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ベスト16 MAS
ボーマンダ クチート ウォッシュロトム ガブリアス サーナイト バンギラス
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ベスト16 みやこ
ガルーラ ガブリアス ユキノオー ギルガルド ウォッシュロトム ファイアロー
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ベスト16 いとー
フーディン サーナイト ランクルス チャーレム カラマネロ ニャオニクス
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ベスト16 風流
ボーマンダ バンギラス ギルガルド ウォッシュロトム ガルーラ ニャオニクス
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ベスト16 マサヒロ
ガルーラ ウォッシュロトム ガブリアス バンギラス チャーレム ファイアロー
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ベスト16 YT
ニョロトノ キングドラ ゲンガ― モロバレル ゴチルゼル ズルズキン
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ベスト16 やすまつ
ギャラドス ギルガルド ウォッシュロトム ガブリアス バンギラス ボーマンダ
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敬称略
(注:アリーナオフの記事と英文記事では構築に関して、一部パーティのポケモンの並び順が異なっていますが、英語圏プレイヤーのポケモンの並べ方には独自の基準・意義があると判断し、英語記事の並び順のまま翻訳させていただきました。)

この結果は興味深いです。ボーマンダとサーナイトの使用率の高さが個人的には特に驚くべきものです。上記のパーティがどのように機能するかについては下記の動画から確認できます。
http://www.youtube.com/watch?v=bF8P4XEHDyE#t=134
http://www.youtube.com/watch?v=7JHwpjBblG0

上位16名の使用率ランキング(注:日本では被りポイント、KPと呼ばれます)
1. ガブリアス 10
2. ボーマンダ 8
3. ギルガルド 8
4. ウォッシュロトム 8
5. バンギラス 6
6. クチート 6
7. ファイアロー 6
8. サーナイト 5
9. ガルーラ 5
10. リザードン 2
11. フシギバナ 2
12. ニョロトノ 2
13. キングドラ 2
14. ゴチルゼル 2
15. ズルズキン 2
16. ユキノオー 2
17. ドサイドン 2
18. ギャラドス 2
19. チャーレム 2
20. ニャオニクス 2
21. ドーブル 1
22. フーディン 1
23. ランクルス 1
24. カラマネロ 1
25. モロバレル 1
26. ゲンガ― 1
27. カットロトム 1
28. シャンデラ 1
29. フレフワン 1
30. ルカリオ 1
31. パンプジン 1
32. コ―タス 1

・ガブリアス カロスダブルルールにおける王
ヨーロッパに行こうが、アジアだろうが、アメリカだろうが、ガブリアスはあなたを待ち受けているでしょう。準備しないとね。ガブリアスを伴わずに出てくるボーマンダがたった25%である一方、ガブリアスが出てくる時は60%相棒のボーマンダを連れてきます。このガブリアスとボーマンダの組み合わせは相関が強く、二体揃って出てくる時に備えて、パーティに少なくとも一体はフェアリータイプ、あるいは鋼タイプのポケモンを入れなければなりません。

・ギルガルド 私のベイブレードと遊びましょう
今のところ、日本以外では使用率の低いこのポケモンは日本の対戦環境では大変よく見かける鋼タイプのポケモンのようです。これまで物理型のギルガルドは何度も見かけてきましたが、この日本の結果を受けて読者の皆さんは特殊型で使いたくなるでしょう。新たにワイドガードを習得できると判明したことが興味深いです。

・サーナイト ドラゴンに恐怖を教えていくフェアリーの物語
このポケモンも前に使ったことがあります。耐久面が脆い一方で多くのパーティに対して強力な打点を持ちます。ちょうど最近のオレゴン州の大会でも結果を出していたので、そのうちもっと使用率が上がるでしょうから、対策しなければなりません。多くの場合では拘りスカーフを持って様々なタイプ一致の攻撃(サイコキネシス、ムーンフォース、マジカルシャイン)をしてきます。

・リザードンとフシギバナ 熱帯の森林伐採
アメリカでは南カリフォルニアの大会で、晴れ構築を使ったBadIntentさんとKing of Kongsさんがそれぞれ優勝、準優勝であった一方、この日本の大会ではリザードンとフシギバナは二体ずつしか使われておらず、また内一体のフシギバナは一般的な特性葉緑素による掃討役ではなく、メガフシギバナとして使われています。しかしながら、フシギバナリザードン両立構築の方(R_justiceさんのこと)が8位である一方、優勝者(ビエラさん)の構築にはフシギバナが入っていないので、考えを改めるべきかもしれません。

・モロバレル 忘れ去られたマッシュルーム
いらいらする催眠要員であるモロバレルの使用率はもっと高いと思っていました。イタリアのMatteo Giniや韓国のSejun Park、そして2013マスター世界チャンピオンのArash Ommatiは今の構築でも使っています。眠りの仕様変更があったとは言え、このキノコの脅威はまだ終わっておらず、すぐにまた復権するでしょう。

・ライボルトとナットレイ
上位16名は誰も使っていません。アメリカでは説明できないような使用率の上昇(ナットレイはバージニア大会で優勝したRay Rizzoさんが使っていたポケモン)である一方、日本では今のところ使用率は低いようです。ライボルトは最も好きなメガシンカポケモンのひとつですが、なぜ使われていないのかわかりません。でも日本はもはやポケモンの神聖な土地じゃないだろう(いいや、冗談だよ!w)
(注: ここでの冗談は、今やヨーロッパにも世界チャンピオンが誕生しており、2013年の世界大会こそジュニアを中心に日本選手が活躍しましたが、日本が必ずしも環境の最先端ではないからいつも指標として当てになるわけではない、という考えが根底にあると思われる。)

最後に。5世代でのInternational ChallengeのようなWiFi大会がなく、しかしXYは世界同時発売だった影響からか、日本とアメリカの対戦環境(メタゲーム)は似ている部分が多くありますが、それぞれ独自の流行もあります。アメリカの冬季大会はどうなるでしょうか!

翻訳後記
サーナイトに関する記述で原文では、
Gardevoir - The Story of the Fairy who went forth to learn the Dragons what Fear was
とありますが、これでは意味が通らないので
Gardevoir - The Story of the Fairy who went forth to *teach* the Dragons what Fear was
と解釈して翻訳させていただきました。

この記事を翻訳するに当たり、アドバイスを下さったシンガポールのTan ZYingさんに感謝します。


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ポケモン海外勢の方々が共同で編集されているブログ Eggy Emporiumに「時々記事を載せてみないか」と、WCS2012世界大会マスター2位のWolfe Glickさんにお誘いを受けました。

しゅふぁさんのブログアプリ、Twitterのフォロワーさん等から色々情報は仕入れていますが、個人でできることには限界があります。 2014公式ルールであるカロスダブルルールに関するブログ記事で良いものがあれば、この記事のコメントでもTwitterのリプライ等でも紹介していただければ、できる限りその内容や文章を反映してもらえるよう努力しますのでよろしくお願いします。
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*お知らせ
翻訳記事を書くにあたり、英語圏の読者を想定している原文では基本的にはポケモンのステータス実数値の情報の記載はありませんが、読みやすさ、構築理解の助けのために今後の記事では実数値を補足して記載させていただきます。

Ray Rizzoさんが優勝したバージニア大会で準優勝だったEnosh Shachar (Human)さんのブログの翻訳記事
原文はこちら
http://eggyemporium.blogspot.de/2014/01/it-was-all-for-chesnaught-second-place.html

「バージニア大会で準優勝となったパーティーの紹介:全てはブリガロンのために」

・パーティー完成までの経緯
このバージニア大会が行われる一カ月前まで使っていた構築、それはPokemonshowdownにおいて使っていた構築である誓いパ(いわゆる御三家のみが使える炎の誓い、草の誓い、水の誓いを組み合わせたパーティー)なのですが、最近ニューヨーク市で行われた小さなオフ会で欠陥を見つけました。そこで、バージニア大会で使えるパーティーを一から練り直すことにしました。

最初は防御面での相性補完に重きを置いて考え始めました。最初に考えたのは、「ボスゴドラ、パンプジン、フレフワン、ファイアロー、水ロトム、ワルビアル」というパーティーです。拘り鉢巻を持たせたファイアローは制圧力が高く相手にプレッシャーをかけることができ、また蜻蛉返りは(注:ダメージを与えつつ交代することができるため)相手をじわじわと削ることができる安定択の技であることが多かったです。スカーフワルビアルは特性威嚇で相手の攻撃を下げることができるし、相手のリザードンやファイアローを黙らせることができるポケモンです。範囲技(複数体攻撃できる技)があり、また悪タイプは攻撃面でも防御面でも有用でした。この二体のポケモンは相手を上から叩くことで安心して勝利に導いてくれるポケモンでした。一方で、パンプジン、ボスゴドラ、フレフワンは攻撃性能が低くお荷物となっていたので、ここを変えることにしました。

ファイアロー、ワルビアルはそのままで、ニョロトノキングドラの雨パーティーを使い始めました。キングドラは攻撃範囲が狭いと感じたので、これをルンパッパに変えました。次に、モロバレルへの打点に問題があると思いました。NYCE4トーナメントでガルーラモロバレル入りのパーティーに遭遇して、このパーティーには相性が悪いので改善すべきだと思いました。「挑発」という技を使えるポケモンのリストを眺めていたところ、ボスゴドラ、クチート、ブリガロンが目に留まりました。ボスゴドラは必要だと思う火力がなく、クチートのタイプはこのパーティーと補完が良くなく、また相手の水ロトムの処理に不安があります。ブリガロンは達人の帯を持たせるとアームハンマーでメガガルーラを一撃で倒すことができ、また裏の水ロトムと交代しやすく、また物理耐久があるので、メガガルーラの猫騙しや恩返しをしっかり耐えてくれます。この時点で「ブリガロン、ニョロトノ、ルンパッパ、ワルビアル、ファイアロー」の5体が確定。飛行の一貫性があるので、残り一体は電気タイプで味方の地震を受けないポケモン、ということで考えました。水ロトムは草弱点のポケモンを増やしてしまうし、草ロトムは飛行が等倍で入ってしまうので、火ロトムとサンダ―が残りました。サンダ―はロトムより種族値が高く、また火ロトムでは天候雨を使うこのパーティーでは動きにくさがあるので、サンダ―に決めました。

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ファイアロー@拘り鉢巻
特性:疾風の翼
努力値:H4 A252 S252
実数値:154-146-91-X-89-178
性格:意地っ張り
技:ブレイブバード/フレアドライブ/蜻蛉返り/鬼火

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ニョロトノ@オボンの実
特性:雨降らし
努力値:H252 B76 C148 D12 S20
実数値:197-X-105-141-122-93
性格:控えめ
技:ハイドロポンプ/アンコール/守る/冷凍ビーム

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ルンパッパ@命の珠
特性:すいすい
努力値:H4 C252 S252
実数値:156-81-90-156-120-122
性格:控えめ
技:ギガドレイン/ハイドロポンプ/冷凍ビーム/猫騙し

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ブリガロン@達人の帯
特性:防弾
努力値:H252 A144 B4 D60 S48
実数値:195-159-143-X-103-90
性格:意地っ張り
技:アームハンマー/挑発/ニードルガード/ウッドハンマー

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ワルビアル@拘りスカーフ
特性:威嚇
努力値:H4 A252 S252 (注:原文ではA248となっていますが、おそらく誤記のため修正)
実数値:171-185-100-X-90-144
性格:意地っ張り
技:地震/岩雪崩/噛み砕く/ストーンエッジ

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サンダ―@拘り眼鏡
特性:プレッシャー
努力値:H252 B4 C76 D156 S20
実数値:197-99-105-170-129-123
個体値:31-30-30-31-29-31
性格:控えめ
技:ボルトチェンジ/雷/めざめるパワー(氷)/原始の力

・努力値振りの説明
ファイアロー、ワルビアル、ルンパッパはどれも極振り。これは単純に先制してできるだけ多くのダメージを与えたかったからです。先制して倒せればそれだけ攻撃被弾数も減ります。ワルビアルはS216振りにしてスカーフロトム、スカーフヘラクロス、メガライボルトを抜ける程度に留めたり、S180振りにしてスカーフサーナイトや最速130族を抜ける程度に留めることもできます。しかし、メガガルーラを打ち負かすためについ最近スカーフルカリオを使用していて、ワルビアルの素早さ、耐久と比較していた際に、わずかに耐久が上がるメリットに比べたら、抜かれる方がはるかに問題なので、ワルビアルは準速としています。(注:ルカリオはS90族、ワルビアルはS92族)

ブリガロンに関して。最初にメガガルーラの猫騙し+恩返しを耐えるようにHPと防御に努力値を振りました。次に達人の帯補正込のアームハンマーでメガガルーラを倒せるように攻撃に努力値振り。特防の努力値は天候雨下でメガリザードンYのオーバーヒートを耐えるように振りました。残りの努力値は素早さに振り、素早さに努力値を振っていないS70族と同速になりつつ、いくらかのハッサムやバンギラスを抜けるようにしました。

ブリガロンと異なり、ニョロトノの防御への努力値振りは最優先ではありませんでした。特攻への努力値は冷凍ビームでガブリアスをぎりぎり一発で倒せる程度に留めました。ガブリアスを基準としたのは、これがサンダ―やファイアローへの脅威となるからです。H252振りは耐久全般を高めるため、これはメガガルーラの恩返しを耐えることを意識しましたが、物理面ではメガクチートのじゃれつくも意識すべき指標です。S20振りは相手の素早さに殆ど振っていないS70族を抜くため、また自分のブリガロンより速くするため、特にS4振りの耐久に振ったメガバンギラスを抜くためのものです。残り12の努力値は特防へ、これは気持ちちょっとだけでも耐久を上げ、水ロトムの十万ボルトの脅威を和らげるためです。

サンダ―の努力値振りでは最初に特攻を意識するつもりでした。しかし、水ロトムの十万ボルトが比較的一貫しており特殊技を受ける機会が多いので、特防を意識しました。雨ルンパッパを使う上で脅威となるサザンドラ、特に眼鏡サザンドラが怖かったために特防に厚く努力値を振っていたのですが、幸い遭遇することはありませんでした。素早さは,
準速S70族を抜けるようにしましたが、あと8振れれば準速のメガバンギラスを抜けていましたが、これは構築段階では当初それほど意識していなかったポケモンです。残りの努力値を特攻へ。めざめるパワー氷の理想個体のサンダ―を持っていたなら特防の努力値はそのままで余りは素早さに振っていたと思います。サンダ―は素晴らしい活躍をしてくれたので、個体を提供してくれたSimonさんには本当に感謝です。

・立ち回り
ブリガロンは草と格闘タイプの打点しかなく、出しにくいことが多かったですが、特定の相手には刺さり、挑発も良い働きをしました。

対戦の主導権を握るため、交代にいくつかの選択肢があることが重要でした。ルンパッパ+ファイアロー、あるいはルンパッパ+サンダ―の選出で、猫騙しで相手を怯ませながら、蜻蛉返りやボルトチェンジで裏からニョロトノを出せば、命の珠と天候雨で火力の上がったハイドロポンプを打つことができます。草+水+氷の三つの打点があることが上手く機能しました。ファイアローの蜻蛉返りとサンダ―の雷で相手の水ロトムを何度も倒しました。蜻蛉返りとボルトチェンジで立ち回りの選択肢を広げていることが主導権維持に役立ちました。

ワルビアルを出して威嚇によりファイアローのような物理アタッカーの脅威を抑えつつ岩雪崩でじわじわ削り、ファイアローの鉢巻ブレイブバード、サンダ―の雷、雨で強化されたハイドロポンの圏内に入れて倒すのが最もよかったパターンのひとつです。ニョロトノは天候変化と、アンコールにより耐久ポケモンの守るを防ぐことでサポートしてくれました。ガルーラに対してはニョロトノルンパッパ選出で、ニョロトノがアンコール、ルンパッパが珠ハイドロポンプで倒すか猫騙しを拘らせる、というプレイングもできます。特攻に努力値を振っている控えめニョロトノは、相手のガブリアスが冷凍ビームで一撃で倒せ、また相手のファイアローを倒すのにも活躍しました。

最後に、私は大会ではいつも三位で終わることが多かったので、決勝に進出し、二位となれたことに満足しています。これは私にとって10度目の入賞で、昨年から大きな目標としていたもののひとつです。
個体を提供してくれたSnakeさん、Metabouさん、Calm_Lavaさん、Lucariojrさん、Zachさん、
構築のアドバイスをくれたZachさん、Crowさん、特にMeanさんには感謝しています。



誤訳があれば指摘お願いします。

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Ray Rizzoさん本人のブログの翻訳記事
http://msanktuary.blogspot.jp

同文がnuggetbridgeの方にも掲載されています。
http://nuggetbridge.com/reports/comeback-begins-virginia-1st-place-report/

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ボーマンダ@拘りスカーフ
特性:威嚇
努力値:H4 C252 S252
性格:臆病
技:流星群/大文字/ハイドロポンプ/龍の波動

至って普通のスカーフボーマンダ。このパーティーにおける二体のドラゴンの内の一体であり、二体の威嚇ポケモンの内の一体。一般的なものと唯一異なるのは、性格が臆病である点と岩雪崩を採用していない点でしょう。性格に臆病を選択したのは、スカーフボーマンダがカロスダブルにおいてよく見かけるポケモンであり、悪くとも同速勝負で抜かれる以外で抜かれたくなかったからです。良い親個体を持っていなかったので攻撃個体値Vを含めた6Vのボーマンダを用意できなかったこともありますが、性格臆病で攻撃に下降補正のかかった岩雪崩ではファイアローを一撃で倒すことができないので、岩雪崩採用を見送りましたが、さほど問題ではありませんでした。この大会に於いてハイドロポンプが必要になったことは一度もなかったし、岩雪崩も要りませんでした。なので、このハイドロポンプの技スペースは無駄でした。

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バンギラス@命の珠
特性:砂起こし
努力値:H4 C252 S252
性格:臆病
技:岩雪崩/悪の波動/大文字/守る

ポケバンクが利用できなかったので、大会に間に合うよう6V個体のバンギラスを用意・育成するのに非常に苦労しました。今回は性格臆病のバンギラスを使用したのですが、これは性格控え目のバンギラスでは抜くことのできない素早さ実数値114の拘り眼鏡を持たせた水ロトムが良く使われてい(ると思っていた)たためで、性格を臆病とすることでこれを抜くことができます。実際には素早さ実数値114の水ロトムを使用していた人は殆どおらず、性格控え目の個体を使用すべきでした。命の珠を持たせた控え目バンギラスはH252 D4のメガクチートを75%で倒すことができるので、これは便利です。防御面に下降補正の付いた性格のバンギラスを使用しなかったのは(注:物理技である岩雪崩は性格を控え目や臆病で使用すると攻撃に下降補正がかかっているため弱く、無邪気やせっかち等のいわゆる両刀性格を使うという選択肢もある)、バンギラスに耐久を求めたからです。(実際には反動ダメージのある道具である命の珠を持たせたり、耐久面に努力値を振っていないため、この考えはちょっと矛盾しているのですが、バンギラスは、とりわけ天候砂状態では、素で素晴らしい耐久があります。)実際の対戦においてHPが10%以下でぎりぎり耐える、といったシーンが良く見られたため、この選択でよかったと思います。岩雪崩は攻撃に下降補正がかかっていようといまいと、必要な確定数に影響はありませんでした。悪の波動は鬼火や威嚇を受けても安定した火力が出せ、また大文字は、二体のドラゴン、クチート、ナットレイを採用しているこのパーティーの障壁となる鋼タイプのポケモンを焼くことができます。ドラゴンタイプのポケモンへの打点となる冷凍ビームは、他のポケモンでドラゴンをケアできているため、なくても問題ありませんでした。一撃で倒すことはできませんが、相手のボーマンダは岩雪崩で用意に処理できます。

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ガブリアス@ゴツゴツメット
特性:鮫肌
努力値:H4 A252 S252
性格:陽気
技:地震/ドラゴンクロ―/岩雪崩/守る

ゴツゴツメットは特性の鮫肌と合わせて相手の物理ポケモンへの重要なダメージ源となります。ガブリアスはボーマンダと合わせて、こちらのクチートやナットレイの脅威となる炎タイプのポケモン、とりわけメガリザードンYを処理する役割を持ちます。ガブリアスに関しては何も言うことはないでしょう、非常に残りのポケモンとの相性補完に優れています。

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クチート@クチートナイト
特性:威嚇
努力値: H252 A52 B4 D180 S20
性格:慎重
技:じゃれつく/アイアンヘッド/不意打ち/守る

メガシンカ枠をこのポケモンに割きました。メガシンカ前のクチートは非常に種族値が低いですが、特性威嚇を持ちます。鋼/フェアリーという複合タイプは、ガブリアスやボーマンダとの相性補完に優れ交代がしやすいです。耐久に努力値を割いた性格が慎重の個体を用いたのは多くの人を驚かせるでしょうが、私は攻撃を最大まで伸ばしたクチートが理にかなっているとは思いません。これはポケモンにおける収穫逓減の法則(注:経済学用語)の完璧な例のひとつだと思います。メガクチートは特性力持ちにより気持ち悪いくらい高い攻撃力を持ちますが、攻撃に252の努力値を振ることは無駄だと思います。耐久の低いポケモンやフェアリーが弱点のポケモンは努力値を振ろうが振るまいが一撃で倒せるし、耐性を持たないポケモンは同様に二発で倒せることに変わりがありません。一方、特防の種族値は非常に低く、大したことない攻撃が致命傷となり得ます。H252 A252という努力値振りは理想的なものではないと思いましたが、どのくらい耐久を上げたらいいかわかりませんでした。思い返すと、2011年の時には殆どHD振りに近いローブシンや性格図太いで耐久を高めたボルトロスを使って成功していたので、過去にやっていたようにHD極振りから考え始めました。性格慎重でH252 D180の努力値振りだと、臆病C252ボーマンダの眼鏡大文字のダメージが85.3%-100.6%で一撃で倒される確率は6.3%、一方メガクチートは威嚇によって攻撃が一段階下がった状態でもボーマンダを一撃で倒せます。また控え目C252メガリザードンYの非天候晴れでの熱風は77.7%-92.9%のダメージで耐えることができます。(このため天候変化要員としてもバンギラスが重要なわけですが)一方、メガクチートは攻撃に52の努力値を振ることで、相手のリザードンへの不意打ちのダメージが52.5%-62.3%の割合。じゃれつくでH252振りバンギラスが93.8%で一撃で落とせます。素早さの努力値20は相手のクチートを抜くためのものです。

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水ロトム@オボンの実
特性:浮遊
努力値:H252 B116 C4 D132 S4
性格:穏やか
技:10万ボルト/ハイドロポンプ/鬼火/守る

残念ながら使っていたロトムは色違いの個体ではないのですが、色違いのロトムが好きなのでXYでも一体欲しいです。一般的なサポート型のロトムです。ヒートロトムがあまり好きではなく、水ロトムの方が優れていると思うので、このポケモン採用の選択は容易でした。このカロスダブルというルールに於いて最強のポケモンの一体であり、どの構築に入っていても何ら驚きはありません。鬼火は物理で固められたパーティーにはよく刺さる技、守るはメガリザードンY/フシギバナ入りの晴れ構築に対して、相手のメガシンカを挟んでバンギラスに交代する際の潤滑油のようなものです。一般に守るはダブルバトルに於いて重要な技ですが、水ロトムに関してはなおさらです。メガクチートの耐久を高めたのと同様、水ロトムも耐久を高め、控え目メガリザードンYのソーラービームで倒される確率は僅かに6%以下です。これは上手いプレイヤーに当たった際に天候晴れ下で相手のメガリザードンYと対峙しなければならない状況に備えてのものです。防御の努力値116で相手の意地っ張りA252マリルリのじゃれつくをオボンの実込みで二回耐えることができます。そのようなシーンは実際の対戦ではありませんでしたが、残りの努力値を物理耐久面に割きたかったのです。

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ナットレイ@ラムの実
特性:鉄の棘
努力値:H252 A204 D52
性格:勇敢
S0個体
技:パワーウイップ/ジャイロボール/宿り木の種/守る

ナットレイはこのパーティーの穴を見事に埋めてくれます。鉄の棘による定数ダメージがあるし、相手のドーブルのダークホールに対してはラムの実、これは相手のロトムの鬼火から守り、パワーウイップにより一撃で倒すのにも役立ちます(そのために攻撃に多くの努力値を割いた)。ナットレイは防御面での相性補完が良く、雨パーティーを使う相手の対処に役立ちます。ナットレイだけで勝ち筋を作れた試合もありました。ナットレイに対する打点が1,2体しか持てない構築の相手に対しては、そのポケモンを見抜き、ナットレイの脅威となるポケモンを上手く倒すプレイングで、宿り木の種を絡めて「詰ませる」展開に導きました。ラムの実は、対面している相手のロトムが交代せず鬼火で突っ張ってくることが多かったためよく機能しました。技構成は一般的なもので、攻撃の努力値は一般的な型のロトムを倒せるように振り、残りの努力値は特防へ。これは相手の物理ポケモンへの対処法は他にたくさんあるからです。


誤訳がありましたら指摘お願いします。

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Nuggetbridgeに掲載されたイギリスニンテンドー公式冬季イベントの大会優勝構築記事より引用

本文はこちらhttp://nuggetbridge.com/reports/the-parent-trap-1st-place-nintendo-uk-winter-event-report/
*started. I had recently read tanzying‘s article that he translated from Japanese (tanzying’s article) and discovered that 20 Speed EVs on Rotom was popular to speed creep other Rotom. My Speed IV was 29, since I got some pretty bad luck in breeding, so 28 Speed EVs with a 29 Speed IV hits the equivalent of 20 EVs with a 31 Speed IV.*

以前、私がXYダブル初期環境の分析に関する記事(http://poketaroimo.blog.fc2.com/blog-entry-225.html)を書き、その記事を気に入って下さったシンガポールのTan ZYingさんが英訳してNuggetbridgeに載せて下さったのですが、その文を読んで下さったイギリスのBrandan Ikinさん(pokemonshowdownではTosquillという名前で対戦されている、とのこと)が、特にロトムの素早さの努力値振りの部分を気に入り、実際にその配分でイギリスの大会で優勝

当時の記事では書きませんでしたが、シングル関係のブログで素早さ4振りのロトムを抜くメガフシギバナに触れているものがあったので、それも踏まえ素早さ60振りまでのメガフシギバナを抜ける素早さ20振りロトム、という意識でした。

自分が書いた記事が読まれてそれによって結果を出してもらえるのは嬉しい限りです。
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