Ray Rizzoさん本人のブログの翻訳記事
http://msanktuary.blogspot.jp

同文がnuggetbridgeの方にも掲載されています。
http://nuggetbridge.com/reports/comeback-begins-virginia-1st-place-report/

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ボーマンダ@拘りスカーフ
特性:威嚇
努力値:H4 C252 S252
性格:臆病
技:流星群/大文字/ハイドロポンプ/龍の波動

至って普通のスカーフボーマンダ。このパーティーにおける二体のドラゴンの内の一体であり、二体の威嚇ポケモンの内の一体。一般的なものと唯一異なるのは、性格が臆病である点と岩雪崩を採用していない点でしょう。性格に臆病を選択したのは、スカーフボーマンダがカロスダブルにおいてよく見かけるポケモンであり、悪くとも同速勝負で抜かれる以外で抜かれたくなかったからです。良い親個体を持っていなかったので攻撃個体値Vを含めた6Vのボーマンダを用意できなかったこともありますが、性格臆病で攻撃に下降補正のかかった岩雪崩ではファイアローを一撃で倒すことができないので、岩雪崩採用を見送りましたが、さほど問題ではありませんでした。この大会に於いてハイドロポンプが必要になったことは一度もなかったし、岩雪崩も要りませんでした。なので、このハイドロポンプの技スペースは無駄でした。

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バンギラス@命の珠
特性:砂起こし
努力値:H4 C252 S252
性格:臆病
技:岩雪崩/悪の波動/大文字/守る

ポケバンクが利用できなかったので、大会に間に合うよう6V個体のバンギラスを用意・育成するのに非常に苦労しました。今回は性格臆病のバンギラスを使用したのですが、これは性格控え目のバンギラスでは抜くことのできない素早さ実数値114の拘り眼鏡を持たせた水ロトムが良く使われてい(ると思っていた)たためで、性格を臆病とすることでこれを抜くことができます。実際には素早さ実数値114の水ロトムを使用していた人は殆どおらず、性格控え目の個体を使用すべきでした。命の珠を持たせた控え目バンギラスはH252 D4のメガクチートを75%で倒すことができるので、これは便利です。防御面に下降補正の付いた性格のバンギラスを使用しなかったのは(注:物理技である岩雪崩は性格を控え目や臆病で使用すると攻撃に下降補正がかかっているため弱く、無邪気やせっかち等のいわゆる両刀性格を使うという選択肢もある)、バンギラスに耐久を求めたからです。(実際には反動ダメージのある道具である命の珠を持たせたり、耐久面に努力値を振っていないため、この考えはちょっと矛盾しているのですが、バンギラスは、とりわけ天候砂状態では、素で素晴らしい耐久があります。)実際の対戦においてHPが10%以下でぎりぎり耐える、といったシーンが良く見られたため、この選択でよかったと思います。岩雪崩は攻撃に下降補正がかかっていようといまいと、必要な確定数に影響はありませんでした。悪の波動は鬼火や威嚇を受けても安定した火力が出せ、また大文字は、二体のドラゴン、クチート、ナットレイを採用しているこのパーティーの障壁となる鋼タイプのポケモンを焼くことができます。ドラゴンタイプのポケモンへの打点となる冷凍ビームは、他のポケモンでドラゴンをケアできているため、なくても問題ありませんでした。一撃で倒すことはできませんが、相手のボーマンダは岩雪崩で用意に処理できます。

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ガブリアス@ゴツゴツメット
特性:鮫肌
努力値:H4 A252 S252
性格:陽気
技:地震/ドラゴンクロ―/岩雪崩/守る

ゴツゴツメットは特性の鮫肌と合わせて相手の物理ポケモンへの重要なダメージ源となります。ガブリアスはボーマンダと合わせて、こちらのクチートやナットレイの脅威となる炎タイプのポケモン、とりわけメガリザードンYを処理する役割を持ちます。ガブリアスに関しては何も言うことはないでしょう、非常に残りのポケモンとの相性補完に優れています。

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クチート@クチートナイト
特性:威嚇
努力値: H252 A52 B4 D180 S20
性格:慎重
技:じゃれつく/アイアンヘッド/不意打ち/守る

メガシンカ枠をこのポケモンに割きました。メガシンカ前のクチートは非常に種族値が低いですが、特性威嚇を持ちます。鋼/フェアリーという複合タイプは、ガブリアスやボーマンダとの相性補完に優れ交代がしやすいです。耐久に努力値を割いた性格が慎重の個体を用いたのは多くの人を驚かせるでしょうが、私は攻撃を最大まで伸ばしたクチートが理にかなっているとは思いません。これはポケモンにおける収穫逓減の法則(注:経済学用語)の完璧な例のひとつだと思います。メガクチートは特性力持ちにより気持ち悪いくらい高い攻撃力を持ちますが、攻撃に252の努力値を振ることは無駄だと思います。耐久の低いポケモンやフェアリーが弱点のポケモンは努力値を振ろうが振るまいが一撃で倒せるし、耐性を持たないポケモンは同様に二発で倒せることに変わりがありません。一方、特防の種族値は非常に低く、大したことない攻撃が致命傷となり得ます。H252 A252という努力値振りは理想的なものではないと思いましたが、どのくらい耐久を上げたらいいかわかりませんでした。思い返すと、2011年の時には殆どHD振りに近いローブシンや性格図太いで耐久を高めたボルトロスを使って成功していたので、過去にやっていたようにHD極振りから考え始めました。性格慎重でH252 D180の努力値振りだと、臆病C252ボーマンダの眼鏡大文字のダメージが85.3%-100.6%で一撃で倒される確率は6.3%、一方メガクチートは威嚇によって攻撃が一段階下がった状態でもボーマンダを一撃で倒せます。また控え目C252メガリザードンYの非天候晴れでの熱風は77.7%-92.9%のダメージで耐えることができます。(このため天候変化要員としてもバンギラスが重要なわけですが)一方、メガクチートは攻撃に52の努力値を振ることで、相手のリザードンへの不意打ちのダメージが52.5%-62.3%の割合。じゃれつくでH252振りバンギラスが93.8%で一撃で落とせます。素早さの努力値20は相手のクチートを抜くためのものです。

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水ロトム@オボンの実
特性:浮遊
努力値:H252 B116 C4 D132 S4
性格:穏やか
技:10万ボルト/ハイドロポンプ/鬼火/守る

残念ながら使っていたロトムは色違いの個体ではないのですが、色違いのロトムが好きなのでXYでも一体欲しいです。一般的なサポート型のロトムです。ヒートロトムがあまり好きではなく、水ロトムの方が優れていると思うので、このポケモン採用の選択は容易でした。このカロスダブルというルールに於いて最強のポケモンの一体であり、どの構築に入っていても何ら驚きはありません。鬼火は物理で固められたパーティーにはよく刺さる技、守るはメガリザードンY/フシギバナ入りの晴れ構築に対して、相手のメガシンカを挟んでバンギラスに交代する際の潤滑油のようなものです。一般に守るはダブルバトルに於いて重要な技ですが、水ロトムに関してはなおさらです。メガクチートの耐久を高めたのと同様、水ロトムも耐久を高め、控え目メガリザードンYのソーラービームで倒される確率は僅かに6%以下です。これは上手いプレイヤーに当たった際に天候晴れ下で相手のメガリザードンYと対峙しなければならない状況に備えてのものです。防御の努力値116で相手の意地っ張りA252マリルリのじゃれつくをオボンの実込みで二回耐えることができます。そのようなシーンは実際の対戦ではありませんでしたが、残りの努力値を物理耐久面に割きたかったのです。

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ナットレイ@ラムの実
特性:鉄の棘
努力値:H252 A204 D52
性格:勇敢
S0個体
技:パワーウイップ/ジャイロボール/宿り木の種/守る

ナットレイはこのパーティーの穴を見事に埋めてくれます。鉄の棘による定数ダメージがあるし、相手のドーブルのダークホールに対してはラムの実、これは相手のロトムの鬼火から守り、パワーウイップにより一撃で倒すのにも役立ちます(そのために攻撃に多くの努力値を割いた)。ナットレイは防御面での相性補完が良く、雨パーティーを使う相手の対処に役立ちます。ナットレイだけで勝ち筋を作れた試合もありました。ナットレイに対する打点が1,2体しか持てない構築の相手に対しては、そのポケモンを見抜き、ナットレイの脅威となるポケモンを上手く倒すプレイングで、宿り木の種を絡めて「詰ませる」展開に導きました。ラムの実は、対面している相手のロトムが交代せず鬼火で突っ張ってくることが多かったためよく機能しました。技構成は一般的なもので、攻撃の努力値は一般的な型のロトムを倒せるように振り、残りの努力値は特防へ。これは相手の物理ポケモンへの対処法は他にたくさんあるからです。


誤訳がありましたら指摘お願いします。

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